解体あるある…「前は何の店だったっけ」

 探している建物の名称と同じものが中野駅近くにあると紹介している、2017年のブログさんを見た。だがそのだいたいの住所からも「どこそこの通りをはいってすぐ」という説明からも、ぜったいに知っている場所なのだが、2019年現在のGoogleストリートビューで、それらしきものが見つからない。

 そこで、このあたりだろうと目星を付けたところにカーソルをあてて、ストリートビューの日付を何年か戻してみた。やはり、たしかにその同名の建物はあった——。どうも、そのあたり一帯が2019年現在で派手に再開発されているようだ。壊される前にあった複数のビルを「あった気がする、たしかにこんなビルが並んでいたっけ」と思いながらも、その後の風景の変化(再開発のための囲い)を、まったく気に留めていなかった自分に唖然とする。

 数年前にそれらが壊されて現在新しいものができがりつつあること、あるいはストリートビューの画像は2019年現在であるのだから、もうすでに何かができあがっているのかもしれないということに、わたしはまったく目が向いていなかったことになる。

 そういえば、昨日「昔は上野駅の脇に大きなビルがあって、聚楽という大衆的な、ファミレスみたいなものがあったね」と話していたのだが、よくよく考えてみたらその後に同じ場所に建ったビル1階のフードコートを、わたしは数年前に知人と複数回利用したのだった。利用しているそのときは「ここって聚楽があった建物だよな」とは、もちろん思わない。昨日になって「そういえばあのビルの跡地か」と、記憶が重なる。
 人間の記憶というのは、適当なものだ。

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