冷凍食品や冷凍パンを保存できる冷凍庫(85L)、小型だが急ぎのTシャツやタオル類が乾かせるだけでありがたい衣類乾燥機など、今年はよい買い物ができた。日常のことが、だいぶ気軽になった。
ずっとほしかったのに踏ん切りがついたのは、例の「ひとり10万円」の給付金がきっかけだったのかと思う。いつもうじうじと「パンを買いたいのに冷凍庫がいっぱいだ」とか、「雨が降っていて洗濯物が室内にる」とか、悩んでも自分の力でどうにかなるものでもないことに時間をとられていた。ところがいまは、そういう心配がないのである。
必要なものは買う。何かで代用できるか、すぐに必要でないものはじっくり考える——今年はそれがうまくいった年だった。来年もこうありたいものだ。