実は、今日になって思い出したのだが、さくらインターネットは自分が契約しているサーバ容量の範囲内で、ファイルを置いておけるサービス「さくらぽけっと」というものをやっている。スマホやパソコンからアクセスして、載せたりダウンロードしたりできる。
以前から専用アプリをダウンロードしていたのだが、どう使ったらいいのか(使い道などで)迷っていて、まったく使用していなかった。
大きな声ではいえないが、100GBで契約して1GB強しか使っていない。99%がもったいない状態なので、これは使うしかない。意地でも使おう。使わねば——という気分である。
ただ、自分の名誉のために書くならば、最初は契約時に3GB程度だったような気がする。それが少しずつ容量が増え、100GBになった。最初からこんな量を契約して1GBしか使っていないとは、mikimaruはけっこうアホだ〜とは、思わないでいただきたい(^^;。
さて、使い道だが…
この「さくらぽけっと」は、ちょっと癖があるようで、iPhoneから画像の生ファイルを載せることができない。どうも「ある程度は小さいもの」を前提としているようで、生で3MB以上などのファイルは、通してくれないようだ——何回もやってみて、そうとしか考えられないのだが、公式にそういう見解が出されているわけではない。
iPhone用アプリの設定欄には、サイズのことはまったく書かれていなかった。Android用アプリはさらに設定欄が少なく、似たようなことを試してもエラーになったので、早々にあきらめた。
それを考えると、スマホの中にはいっている画像を保存しに行く用件では、ほぼ使えない。
仮に使えたとしても、もうひとつ大きな問題がある。それは、ファイル名が機械的な番号(IMG_xxxx.jpgという連番)になるだけでなく、さくらぽけっとにアップロードした時間がそれぞれのファイルのタイムスタンプになってしまうこと。だからタイムスタンプを頼りに「あ〜これは何月何日の写真か〜」と思い出しながら使うことが、まったくできないというわけだ。
普通なら、ここで「あほらしい、使うのが面倒だ」と思うところである。
だが、99%の領域を遊ばせておくわけにはいかない。
何かにぜったい使わなければならない。
……そこで考えた。
わたしは10年以上、自分がいったん加工した画像を、”名称_日付_記号.jpg”というファイル名で保存している。つまりバウムクーヘンならbaum_日付_記号.jpgだし、バウムのラベルならばbaum_label_日付_記号.jpgだ。冒頭のbaumはcakeだったりoyatsuだったりすることもあるが、ファイル名の付け方は同じ。それらのほとんどはDropboxに格納されている。
毎日Instagramのバウム用アカウントで、古いバウム画像を1枚貼りつけている。これをDropboxの膨大なストレージから探して選ぶのが毎日たいへんだったが、Instagramはパソコンからは投稿できないので、iPHoneでいちいち古そうなバウム画像を検索して投稿するしかなかった。
この件で、明日から楽ができるのだ。
Macを使い、あらかじめDropboxにある大量の画像ファイルから、baum_日付_記号.jpgを年代順に検索しておく。そのうちInstagramに使えそうな色柄のものを、さくらぽけっとに少しずつ放りこんでおく。そして毎日iPhoneからそのフォルダを見て画像を選び、Instagramに投稿する。
自分がファイル名に日付を入れて保存したものなので、タイムスタンプがいつだろうと、これで迷うことはない。どうしてもどこのバウムか思い出せない場合には、このmikimarulogでその日の日付に何のバウムを載せているかを見て、名前を確認すれば、完璧である。
よし、意地でも使い倒してやるぞ、さくらぽけっと!!