職場が食品関係か医療関係であれば必須だが、一般家庭ではなくてもよさそうだと思っていたセンサー付きの蛇口。ところが、年末ころ話題になった、地下鉄大江戸線の運転手が新型コロナに集団感染した件では、理由として「手回し式の蛇口」という説が有力なのだそうだ。
(翌日: 最下部に岩田医師のツイートを追加編集)
東京新聞 2021年1月14日 感染源は洗面所の手回し式蛇口 大江戸線の運転士39人集団感染<新型コロナ>
わたしはセンサー付きの蛇口がいまひとつ好きではないのだが、その理由は…かつての入院時に、患者が使いやすい位置にある蛇口はすぐ電池が切れて、係員さんがいる時間にお願いしないと電池交換してもらえなかったからだ。レバー式の別の蛇口から水をを使うか、あるいは電池の切れていない蛇口を求めてうろうろしなければならなかった。いまは違うのだろうか。電池交換の悩みがないならば、いつかセンサー付きを利用したい。
それにしても、こういうのを調べる人というのは、ほんとうにたいへんだろうと思う。可能性が高いものをこうして書いてもらえれば、ほかの職場で改善の参考になるし、一般人も工夫ができる。ありがたい。
===== と、思ったら =====
翌日、岩田医師のツイートを発見。いくらなんでもこれは無理があるのではとのことだった。
蛇口から30人以上が感染するのはいくらなんでも蓋然性に乏しく、おそらくはそれ以外の感染、ありそうなのは食事でマスクをとって、といった行動のほうがずっと可能性が高そうで、一人での食事にするようご提案申し上げ、また了承をいただきました。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) January 15, 2021