先日「なるほど、これはある意味でステイホームが原因で壊れたようなものか」と気づいたものがある。迷いつつ、今日になって次を買うことにした。その名はモバイルバッテリー。
2年と少し前にiPhoneを買い換えてから電池の減りが軽減されたことで、もともと出番が減っていたとはいえ、いちおうバッテリーは習慣で持ち歩いていたし、たまには充電もしていた。持ち歩きの荷物と一緒にずっとバッグに入れていたが、ステイホームで数時間程度の外出しかしなくなったため、使う機会が激減したのだ。
そして先日、撮影用ボックスを購入した際に、付属ライト2本をUSBケーブルでモバイルバッテリーにつないで使ってみようと考えて、壊れているのに気づいた。充電がまったくできない。
iPhoneの電池の持ちがよくなったことで出番が減っていたことに加え、この1年近くはできるだけ最短ルートで外出してあっというまに帰宅してきたので、出先での充電は不要になった。そうして、モバイルバッテリーはだんだんと意識の隅に遠のいていたのだ。
それでも、初期のころの記憶では、たまに充電確認をしていたつもりでいた。
おそらく、自分としては1〜2ヶ月に1回くらいは気にかけて充電していたつもりだったが、実際には、1年近くも放置していたのかもしれない。先日まで忘れていて、充電しようとしたときには、うんともすんとも言わない状態になっていた。
薄いデザインと2ポート出力が気に入って、数年前に7000円近くも出して買ったものだった。選んでいるあいだは楽しくて、買った店も覚えている。
外出は今後もさほど増えないだろうが、現在使用しているiPhoneがいつまでも新品のように電池の持ちがいいわけではないだろうし、今日になって、やはり心配になり、次のモバイルバッテリーを買うことにした。ある程度は薄くてメーカーもAnkerだというのに3000円台のものがあったので、それにした → Anker PowerCore Metro Slim
Yodobashiでポチッとして、そのことを家族に告げると、わたしが今回壊したものよりもさらに古くから持っていたAnker製品を、自分も充電してみようかという話に——だが数時間後、やはりバッテリーが飛んでいてどうやらお亡くなりらしいとの報告だった。わたし以上に「ねんのため持っておく」という使い方だったので、ほとんど室内に放置していたようだ。寿命が来てしまったのだろう。
(翌日注: こちらのAnkerは、その後さらに12〜15時間くらい充電で放置していたら、復活できたそうだ)
ステイホームで使わなくなったものは多いが、いつも持ち歩いて「そこにあるだけでいい」と頼りにしていたものが、実は寿命が尽きていたというのは、けっこうショックなことではある。次こそ気をつけたい。