この数年、近所で古い家屋が解体されて更地になったり、あるいは大きな一軒家がたちまちのうちに集合住宅に生まれ変わったりして、てっきり数年前の住宅エコポイントや、オリンピック前の需要で金持ちの方々が積極的に動いているのかと思っていた。すごいな、みんな金持ちなんだなぁと…
だがあまりにもすごい解体数なので、ただごとではないような気がしていたのも事実だが…
そもそも大きな勘違いだったようだ。いや、大きいというほどではなく(実際に住宅エコポイント狙いのお宅もあっただろうし)、中くらいの勘違いということにしておこうか。
都内では、道幅をひろげたり不燃化促進のための住宅建て替えを計画しているのだが、どうもこの10年くらいはとくにうちの界隈や、隣接する区が集中的に予定されているようだと、区内を中心とした行政関係の資料をネットで読んできた。
壊して建て替えた数軒先がまた解体という「ここもか」状態は、もう少しつづくのだろう。よく考えたらわたしが住んでいるこの家も、建て替えなのでぼちぼち退居してくださいと言われる可能性もある。
もう数年ほどはこの騒がしさがつづきそうだが、さて、そのあとはどうなるのだろうか。道幅をひろげるといっても、その先は狭いままなのだが、それも気になるところだ。