東京新聞で楽しみにしている4コマ漫画「ねえ、ぴよちゃん」が、いつもの場所(社会欄の左端)に、見あたらなかった。
まず考えたのは「新聞の外側1枚がどこかに行ってしまった、新聞の社会欄はどこだ」ということ。わたしが「ページが足らない」とつぶやくと、すぐさま家族が「引っかかった」と笑い出す。
なんと、いつも漫画がある場所の近くに、挿絵が。ぴよちゃんが「ぴよちゃんが終わっちゃった」と泣くと、友達のひみこちゃんが「場所を移動しただけよ」と告げているではないか。
見まわすと、たしかに裏表紙(昔の新聞でテレビ欄があったあたり)に、ぴよちゃんの漫画が移動していた。
たったこれだけなのに「やられた」と感じた。実は家族も先に同じように騙されていたという。
今年はエイプリルフールネタを探すことすらしないで終わってしまったが、東京新聞の政治ネタがらみのジョークは、嘘に思えないほどの出来だった。ほんとうにありそうで臨場感にあふれ、逆にあまり笑えるものでもなくなってしまった。
このところ、嘘より現実のほうがすごいという状況を、目の当たりにする機会が多いからだろうか。
=== 翌日訂正 ===
エイプリルフールではなくて、ほんとうに欄が移動したらしくて、今日も「いどうしたよ」という表示が出ていた。