これまでも、よく大丈夫だったと思うほどの高さからiPhoneを落としたことがあったが、数日前はついに、ごく一般的な住宅街のアスファルトに、iPhoneを「はずみをつけて」下向きに落としてしまった。
理由は、出かける直前に湿疹に軟膏を塗ったのだが、指がよく拭き取れていなかったようだ。家を出て歩き出そうとした瞬間、左手から右手に持ち替えようとしていたタイミングで、落とした。落ちそうだと思ってあわてて手を添えたがつかめず、それどころか、その触れた手が落下にはずみをつけてしまった。
息が止まった。
iPhoneは、ネットにも、銀行口座の残高確認にも、電子マネーの一部にもつながっている。いつも身近にあるものだ。これが壊れたらたいへんなことだが——
なんと、無事だった。
ほんとうにどきどきしたが、普通に使えた。よかった。
つい最近になって新品を買い直したバンパーケースが、よかったのかもしれない。前回までのものは周辺が緩くなっていて、一部が壊れそうだった。今年にはいってから、いつか買い直そうと思っていたのだが、もうXr用があまり出まわっていなくて、通販で買うことにしたのが3月ころだっただろうか。そのときのものが、まだ取り替えて数週間であるため、衝撃を吸収してくれたのだろう。
気をつけねばと、思う。壊れてからでは遅い。