今日ちょっとしたことでバリカンという単語を使った。カナブンという虫をわたしは平らなイントネーションで言う(例として「割り勘、バリカン、ミツカン」である)と文章に書いたのだが、よく考えるとバリカンというのはなんだろう。
たとえば髪をバリバリ、カンカンにするというのは意味が通らない。バリバリはカットする音として通じるにせよ、カンカンがわからない。
検索をしてみたところ、こちらの語源由来辞典さんに遭遇。
どうやら、フランスのメーカー名だったらしい。あの高名な金田一京助氏(金田一耕助ではない)もまた、語源を知るのに3年かかったのだそうだ。
ところで、わたしが「割り勘、バリカン、ミツカン」と書いたのち、知人が「それって美輪さんみたいな感じだよね」と、すばらしいコメントをくださったため、わたしの頭の中はすっかり「両手にバリカンとミツカン酢を持つ美輪明宏氏が割り勘を求めている図」でいっぱいになり、いまかなり困っている。