ようやく今日(2021.10.21)から、nanacoがApple Payに対応。
さっそくプラスチックカードのnanacoをiPhoneに読ませて、残高とポイントを移行。その後、nanaco番号は変わるので、従来のカードは廃棄した。
事前にiOSは15にしておく必要がある。また、別会社のサービスとタイアップしているnanacoではこの方法が使えないため、従来カードの残高は使い切る(または別用途として取っておく)ことにして、nanacoアプリをダウンロードして新規作成したカードを、Apple Payに登録させる必要がある。
わたしは普通の(パステルカラーにキリンが描かれた)nanacoを使用していたが、家族はクロネコメンバーズカードとタイアップしたnanacoを使用していたため、従来カードはこれまでと同様にomni7でのポイント運用をしつつ、新たにnanacoアプリでカードを作成して、そちらを日々の買い物に使用することに。
残高とポイント移行までは順調だったが、わたしがApple Payに登録していたクレジットカードがセゾンVISAだったため、nanacoへのチャージに使えないことが判明。そこで予備として所持し、滅多に使っていなかったMasterCard付きのUCカードを登録するはめに。とほほ…。
UCカードは方針がきびしいようで、Apple Payに登録するにはカード番号ほかの情報を入れて下準備ののち、会社に電話する必要がある。そしてオペレータを呼び出して「Apple Payのための本人確認を」と言わなければならない。
オペレータが出るまでずいぶんと待たされ、出たあとでそれを説明すると、本人にしかわからない質問をしてくるのだが、その内容は「それ聞くかっ」と思うような意外なものも含まれていた。いちおう本人なので答えられたが、どぎまぎしつつ、さらに気持ちはハラハラ、「この通話が10分を超えていたらどうしよう」状態である。10分まで定額のプランなのだ。
最後に「1時間以内くらいに、Apple Payが使えるようになります」との説明があり、電話を切ると、10分か15分くらいで「使えるようになりました」とSMSがはいってきた。
通話が終わったとき、10分と表示が出ていたが、切り上げで10分であったと信じたい。
それにしても、nanacoアプリ経由でも、Wallet経由でも、カードの番号や誕生日などの情報を入れて「次へ」を押すと、最後に「本人確認のため電話をしてください」などの簡単な文章しか画面上になく、いったん通話をクリックしてしまったものの不安になった。通話をいったん切って、ネット上で説明を検索し、段取りを理解してからふたたび電話をかけた。
これでnanacoが完全なキャッシュレスになり、快適に使えるのではと思っている。