一時的に体重が落ちるときの話

 いつも謎に思うことがある。

 たとえば体調がよくないとか、あるいは何らかの事情で液体や流動食を中心にして固形物を食べないよう指示を受けている場合などでは、気づけば人は簡単に2キロ程度の体重が落ちているものではないだろうか。

 2キロといえば、500mlのペットボトル水が4本分の重さのはずだ。だがそれだけの量が体のどこから抜けたのか…は、自分では気づきにくい。どこだ、どこだ?

 大昔の初入院で、点滴と液体ばかりで10日以上を過ごしたときは、医師に「本人なので気づいていないと思いますが、手足の肉と、それから筋肉が減っていますので、早足で歩くと危ないですよ」と言われた。ステロイドも短期間に大量投与したので(それを数ヶ月かけて少しずつ抜いた)、腹部や顔などはぽっちゃりし、それ以外は肉が落ちることがよくあるとのことで「何かのはずみに自分で気づいてしまっても、あまりショックに思わないでください、いつか元にもどりますから」と。

 このところ、ちょっとした理由で1.5キロ〜2キロくらいは体重が減ったのではと思うのだが、これ以上は減らない可能性があり、ペットボトル水の3〜4本分がどこから抜けたのかは、わからずじまいになるかもしれない。

 もしこの状態がつづき、あと1キロくらい減ることがあるならば、少しまじめに「どこの肉が減った」かを、わかるように注意してみようと思う。

投稿者: mikimaru

2021年現在「バウムの書」、「お菓子屋さん応援サイトmikimarche」などのサイト運営に、力を入れています。 かつててのひら怪談というシリーズに参加していたアマチュア物書き、いちおう製菓衛生師の資格を持っています。 バウムクーヘン関連や、昔からの知人には、「ちぇり」もしくは 「ちぇり/mikimaru」を名乗っています。

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