薄力粉で300g程度のものが売られていることに、以前はかなり驚いた。あっというまに終わってしまう、と。その後、ふりかけのようなタイプが出た。ムニエルのようなものを作るとき、少しだけふりかけるのに便利なのかもしれない。キロ単位で小麦粉を買い置きするわたしには「これはあまりに割高ではないか」と思えるのだが、少ししか使わないうちに残りが古くなることが怖いという人もいるかもしれず、理にかなっているのかもしれない。
年末なので、家にあると思っていた(おそらくあると思うが出てこない)黒豆を買いにスーパーに出かけた。
10年くらい前までは、一般の店でも250gくらいの豆が多く、大きめの店なら300g以上ものも含めて複数が売られていたが、今回は近所のスーパーに150gしかなかった。それを買った。
よく考えてみれば、豆を煮るのが苦ではない自分ですら、黒豆は正月のほかに1回煮るかどうかで、あとはほかの豆である。豆を煮ない人にしてみれば、黒豆が300g以上で売られていたら「余ってしまう、どうしよう」と、負担に思えるのかもしれない。
業界にしても、無理に以前の量で高めな値段で売るよりも、量を少なめにして少し値下げをすれば、結果として値上げにできるわけで、よいのかとも思う。
それにしても、買い置きしてあったような気がする黒豆、どこいったかな…。