さほど昔ではないのに、古さを感じる言葉

 先日あるブログを読んでいた。その中で、英語と日本語で「待ち受け画面」について書いていたのだが…いや、う〜ん、待ち受けというのは、ガラケー時代の言葉ではないだろうか。かといってスマホ風に何と呼ぶのか、とっさに出てこない。しばらく考えてみたが、iPhoneならばロック画面か? ほかにも何かありそうな気がするが、出てこない。

 そういえばスマホで写真を撮影することを「写メする」という人も、まだそこそこの数いらっしゃるようだ。これもガラケー時代の言葉。写メールという言葉があって、その略だったと思う。

 時代としてはガラケーと同じくらいの古さだが、おそらく現在は通じないのではと思うのが、ソフトウェアを「インストする」、「レジストする」だ。とくにインストするは、検索の上位に出たのはインストゥルメンタルだった。

 とりとめもなく書いているが、こうしたものはいずれも、日本国内にいても使用する立場や年齢で古いかどうかの温度差があるものだ。たとえば10年も外国に住んでいるとか、親が日本語ネイティブだが外国に生まれ育っているといった場合には、この微妙な感覚というのは、なかなか共有が困難なものかもしれない。

投稿者: mikimaru

2021年現在「バウムの書」、「お菓子屋さん応援サイトmikimarche」などのサイト運営に、力を入れています。 かつててのひら怪談というシリーズに参加していたアマチュア物書き、いちおう製菓衛生師の資格を持っています。 バウムクーヘン関連や、昔からの知人には、「ちぇり」もしくは 「ちぇり/mikimaru」を名乗っています。