10月ころだったと思うが、しばらくアプリすら立ち上げていなかったSMARTalk(スマートーク、楽天系列のIP電話)からメールがあった。
(電話番号を取得した経緯はこちら)
メールは、クレジットカードの有効期限の確認だった。正直なところちょっと驚いた。わたしは登録だけして「いつか使おう」と思っていただけの幽霊会員であり、たまに立ち上げていたが、なにかのはずみにアプリから電話番号などの設定が消えてしまったことがあった。そのとき「これは、未使用にもほどがあるということで退会させられたのか」と、アプリを消してしまった。
そんなことがあったので、まさかまだ会員として記録が残っていたとは思わず、正式に退会手続きをした。人にもほとんど教えていなかった番号であり、かかってくる予定もなかったし、そもそもアプリを消してしまっていたのだから退会で問題ない。
ところが先日知ったところによると、2020年から新規会員の登録を停止していたという。たしかに楽天モバイルはいちばん安いプランに申し込めばほとんどの国内通話が無料になるので、050電話番号(の何割か)であれば通話無料、それ以外は何秒でいくら、というものよりは、楽天モバイルのほうが得に感じる人も多いだろう。どちらも楽天モバイルがやっているサービスであることを思えば、毎月定額で料金が徴収できるほう(楽天モバイル)の通話を使ってもらった方が、企業的には美味しい話だ。
ただ、たとえばだが、オンラインのフリマ参加(売り手として)や、小規模の販売サイトを運営する個人が「ねんのため客のために書いておく電話番号」としては、基本料金がかからないSMARTalkは、かなり使い勝手がよい存在だったはずである。かかってきた電話に対して折り返した場合には通話料が発生するが、それ以外は基本料がかからない。
わたしはまったく使わなくてもったいないことをしたが、まだ使っている人は、ときどきアプリを立ち上げたり通話を受信するなどして、料金をおさえつつ利用していかれるとよいのではないだろうか。