以前から噂はあったが、ついに。
2年の経過期間を経て、東京都での新築家屋にはソーラーパネル設置が義務づけられることに、都議会で決まったそうだ。家の大きさや、日当たりの時間(区や市によっては日当たり時間の設定が違う)で決まることなので、全家屋ではない。
購入する人の義務ではなくメーカーの義務らしいが、価格が購入価格に含まれるという意味では、同じようなものとなるだろう。
わたしの今後2年の予測。
古すぎない住宅に、申し訳程度にソーラーパネルを追加してリフォームし、中古物件として販売するケースが増えるのではないだろうか。「新築ではないので義務ではないのですが、つけてみました〜っ。すごいっしょ」的なノリである。現状では、よほどソーラー発電に関心があるか日曜大工が好きな人でもない限り、自宅でソーラーというのは右も左もわからないはずだ。でもなんとなくリフォーム時にやってもらったものなら難しいことは考えなくて済むからラッキー、と喜ぶ人もいるのではと。
わが家はソーラーパネルをひとつ室内に(窓からの光を利用して)置いて、細々と利用しているが、できれば今後は拡充していけたらいいと思っている。見た目は気にしないので、引っ越し時に壁やベランダにパネルをベタベタ貼ってもらってもいいかもしれない。もちろんお仕着せのリフォーム済みにものではなく、自分たちでお願いしてやってもらいたいところだが…。そもそも、まだ引っ越しの予定すら立っていないのが、歯がゆいところだ。