MacのOSを近いうちにVenturaにしようとは思っていたのだが、アップグレードの手順を踏んだ記憶がまったくないのに、いつのまにかVenturaになっていて、かなり驚いた。
マイナーなバージョンアップならば寝ているあいだに勝手にやってしまうこともあるかもしれないが、OSに関してはそんなことがあるとは思えない。今日はOSのマイナーなアップデート(セキュリティ関連)で4GBがあると出たので、それを10分ほどかけて更新した。再起動すると各種の設定画面がやたらときれいにすっきりして見えて「何かおかしいな」とは感じた。だが作業の途中だったので、そのまま気に留めずにいた。
するとしばらくして、作業中にポップアップが。そこには「Venturaの使い方について」とお知らせが表示されている。
…はぁ!?
わたしはMontereyだったはずなのにと、確認したところVenturaになっていた。
こんなことがあるのだろうか。だいたいOSというのは、仮になにかと勘違いしてアップデートボタンを押したにせよ、30分くらいかかるのが普通なので、その間は作業ができないからイライラする。そしてそんなイライラ時間を過ごした記憶が自分にまったくない。
寝ている時間帯になにかのアップデートをしていることもあると思うが、OSのレベルでそんなことがあるのだろうか。不思議だ。
なぜこうなったのかはまったくわからないが、楽しみにしていたVenturaの機能が使えるようになった。Facetimeの画面からiPhoneのカメラと連動を設定できるのだ。
たとえば襟首や背中など自分で見ることができない場所に傷や湿疹ができたら、iPhoneのカメラを向けるだけでいい。それで普段は見えない場所がMacの大きな画面に表示できる。これをやってみたかったのだ。
なぜVenturaになっていたのか、この謎はしばらく解明できそうにない。
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追記:
家族が言うには、Venturaへのアップデートは、なぜか4GBになっていたという。以前に見たときは12GBと書いてあってダウンロードが混雑していたので断念したという話だったが、なぜか4GBで、あっというまに終わったとのこと。
つまり、わたしが「マイナーなセキュリティアップデート」と思いこんでクリックし、4GBをダウンロードして、10分程度で終わったあの作業が「Venturaへの道」だったのか。なんということだろう。驚いた。