統一地方選がはじまることもあって、ネットでニュースを読んでいると「ボートマッチ」という言葉を目にする機会が増えてきた。
これは共通の質問を候補者にぶつけてその回答をデータにし、ネット上などで一般公開することだ。投票する側が同じ質問を読んで「自分と近い候補者」を探すことができる利点があるが、日本では民間の用意したサービスはあっても、公的なものはなかなか実現が難しいらしい。杉並区は導入を断念した。
これを英語のスペルで書くと vote match (voteは投票、matchは一致だが、自然な英語ではない)であるが、カタカナで見るとまずはboatかと迷い、「手こぎボートの競技だろうか」と、違うものを連想してしまいがち。
なかなか選挙の投票に、ひとりでも多くの人が参加することを祈っている。