あまりのことに言葉がない。地域差があるものの、電気料金が4割くらい値上げになる場所もあるようだ。しかも数ヶ月後とか数年後ではなく、6月使用分からの話( → NHK: 2023.05.16 大手電力7社 6月の使用分から電気料金値上げの見通し)。
エアコン代の節約として「窓を開けましょう」と官房長官が言ったのだそうだが、ヒートアイランド現象が改善どころかどんどんと加速し、街にかろうじてある街路樹や明治神宮の木々をばっさばっさと切り倒していこうという東京の現状を、なんだと思っているのだろうか。ここで窓を開けたら温風、熱風が直撃するんだということがわかっていない。ご自宅は高原の別荘地にでもあるのか。
よいニュースがひとつもない。
立憲民主党の代表は、連合の芳野会長との会談で「共産はずし」、「国民民主との歩み寄り」について語ったのだという。こんな代表は要らないので、立憲民主を枝野氏に返してご自分で好きな「ナンとか民主」を作っていただきたい。ゆずれないはずの野党共闘の理念や、枝野氏に思いを託して応援してきた大勢の人たちを、なんとも思っていないのだ。
なんだこの見出し。「次期衆院選めぐり共産との選挙協力否定を評価」とあるが、主語がない。誰が?
連合の芳野会長が。
連合の芳野会長、あんた一体何様なんだよ。立憲民主党が結党された時、みんながどんな思いで応援し、個人献金もしたかなんて1ミリも考えてないだろう。https://t.co/9TsqPM61uH
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) May 17, 2023
枝野氏ら旧執行部も、せっかく旧民主党の面々と何度も分離してそのたびに小所帯で仕切り直しをしてきたのに、そのたびにまた何度でも人数を増やしてしまうから、現代表のような人物にいいようにされてしまう。「ひさしを貸して母屋を取られる」典型例だ。いまは立憲民主を応援する気持ちになれずにいるが、かつてはほんとうに期待していた。