去年のお盆明けに、急にアテロームが腫れて我慢ならなくなった。界隈の小規模医院などはお盆にまとまった日数の休みをとってしまうことが多いのだが、以前から名前だけ知っていたある場所は、たいていどんな時期にも曜日通りの診察をしてくれる。そこへ出かけていって、アテロームを切開してもらった。
(ご存知ない方のために書くと、アテロームとは皮膚の表面が少し陥没して内側に汚れを溜めこんでしまうもので、化膿しなければ「なんだろこれ」で済むのだが、夏などの暑い時期は汗などの影響で化膿に結びつきやすく、急激に痛み出した場合は表面を切って内側の膿を出す必要がある)
それ以来、少しでも何か異変があれば余分な皮膚摩擦を避けるようにしてワセリン配合の軟膏を塗っていたりと、気を使ってきたつもりだ。だが先週末くらいから「腫れそうな気配」と警戒していた場所が、やはり腫れてきた。しかも今週前半のタイミングを逃すと忙しかったり世間の連休が来たりするのだ。決心して、同じクリニックへ。
幸いなことに空いていて、ほぼ待たずに診てもらえた。すぐさま切開。大量のガーゼで傷口を固定。明日また通院でガーゼの内側がどうなっているかを確認してもらい、問題なければそれで終了だ。
しかし、痛い。切られている最中も痛かったが、やはりその後もしみじみ痛い。
抗生剤と痛み止めが出たので、痛み止めだけは帰宅後すぐに飲んだ。
それにしても、たった11ヶ月でふたたび近い場所が腫れるとは、ついていない。