地方に出かけていた家族が今日、東京に帰ってきた。たった数日とはいえ、ひとりだと食事は楽なものを選んでしまうものである。今回もわたしは「おにぎり」やら、「ライス+買ってきた惣菜」やら、「カップ麺+その他」やらの組み合わせが増えた。そして家族の帰宅時間に合わせて届くようにしていたネットスーパーの配達にも、またもや「おにぎりとサラダ」が含まれていた。
聞いてみると、出先でもけっこうカロリーが高めなものを食べていたようだ。これからしばらくの間は、おたがいに体重が増えるかもしれない。気をつけねば。
日本ではつくづく「ほっとする味 = 炭水化物」という傾向が強いように思う。年代差もあるかもしれないが、わたしの子供時代は隣家の同級生が親子みんなで「日曜日のお昼はうどんとライス」と言っていて驚いたし、別の人から近年になって聞いたところでは焼きおにぎりでライスを食べたことがあるとか、さまざまである。かくいうわたしも焼きそばパンは好きだ。そして子供のころに食べていたいなり寿司は、構成のほとんどがライスではないか。
子供のころに何を食べていたかで、ほっとする味が違うのだとすれば、わたしより若い世代は疲れたときどんなものに手が伸びるのだろう。若い知り合いは周囲にいないから聞いてみることはできないが。