最近あまり自分の借りているサーバの内部メニューに触っていない。以前はロリポもさくらも、頻繁にログインしていたというのに、どちらも最近はあまり活用していない。
さて、メールにスパムが溜まっているはずだから消そうとログインしてみた。手元のメーラでも多少はダウンロード時に消しているはずだが、何を使って先に読んだ(モバイルかパソコンか)により挙動が違うため、スパムはどうしてもサーバに残る。それを消しに出かけたのだ。
すると、目立つように赤い文字で「セキュリティの提案」が出ている。見ると(ほぼまったく使っていないのだが)大昔のデータベースでMySQL5.7のものが残っているという。最新の8.0にコピーできるので、アップデートの予約をしてくれたらやっておくという(←10年以上前にこんなことしてくれるサービスが「さくら」にあったらどれだけありがたかったかわからないが、大昔は自分でコピーして作り直していた記憶がある)。さっそくポチッと予約した。たいした量はないので予約時間にすぐ終わったようだ。これでMySQL8.0が使えるようになった。あとで5.7の分を消しておこう。
たしか以前にアンケートで「ロリポなら上位バージョンのNySQLにコピーしてくれるのに」と答えた気がするが、ほかにも同じ人がいたのだろうか。
さて、データベースがアップデートできたら各種設定ファイルで新しいデータベース名を指定してくださいと、説明書へのリンク付きで案内が来ていた。いちおうWordPressは入れているので説明書を見て「すげー、いたれりつくせりじゃないか、さくらも成長したな」と思ったが、おまかせでインストールした人以外はこちら、というのを見たところ、コンフィグファイルを書き換えましょうの欄に、ファイルのパーミッション変更についての説明がなかった——いや、もちろん自分で変更してから編集したが、そこまで丁寧にやるのなら書いてあったらよかったのにと感じた。
そうだよな、おまかせでインストールした人以外の説明欄を、ファイルのパーミッションについてわからない人が見るとは思えないから、まあいいのか。
まあ、いちおう、たまにレンタルサーバの設定欄くらいは見に行かないと世間においていかれることが実感できたので、今回は何ヶ月ぶりかわからないが、ログインして細部を見る機会になって、よかった。