かつて製菓専門学校の通信教育で学んだことがある。おかげでその翌年には「製菓衛生師」の受験資格を得て、無事に合格した。
通信教育といえど、自分で作った菓子の画像を写真で送ったり、実習もあり、さぼっていてはもったいない日々だった。
花びら餅がまだ世の中でこれほど出まわる前のことだが、自分で作って、写真を撮ったことがある。
なぜあれほど値段が高いのかは、あの甘いゴボウにかける時間と手間を考えたら、それだけでわかる。何日もかけ、砂糖を足しつつ蜜を濃くしながら熱した液にゴボウを漬けて、取り出す作業をくり返していた記憶が…(間違っているかもしれないので、当時の教科書をどこかから探してきて確認の予定)。
…というわけで、それを324円で食べさせてくれる亀屋万年堂さん、ありがとう。