三菱UFJの貸金庫から金品が十数億円(推定)盗まれていた件で、ようやく容疑者の元行員の氏名と見た目が報道されたのだが、旧Twitterでは「和久井映見」がトレンド入り。理由は週刊紙で以前に「和久井映見に似た女性」と出ていたからだそうだ。で、実物があまりにも似ていない。
(輪郭などが似ているという人もいたようだが、取り立てて似ていると言えるほどではないと、わたしを含め大勢が驚いたことがトレンド入りにつながったのだろう)
投資に失敗してカネがなかったというのが犯行理由だったそうだ。いったん自己破産もしているとの話があったが、検索してみたところ、一般の銀行員は、別にそれを理由に首になったりすることはないらしい。銀行は銀行でも頭取クラスになったら話は違うだろうが、法律で定められた「自己破産したら制限を受ける職業」のなかに、一般の銀行員は記載されていなかった。
三菱UFJは、よほど人手不足だったのだろう。重大な要件や業務をひとりの人間の裁量にまかせてしまうというのは、多額の金品がからむ業界ではとくに、あってはならないことだ。チェックの意味で補佐の人間だけでも手厚く配置しておかないと、こういうことになる。
被害に遭った人たちに補填するカネは、いったいどこから出るのだろうか。わたしも三菱UFJには少額ながら預金があるのだが。