埼玉県八潮市の道路が昼間に陥没し、ほどなく4tトラック(2tと書いているメディアもある)がそこに吸いこまれるように落下し、74歳男性ドライバーが泥土から脱出できない事件。
救助が困難という厳しい状況に加えて、主たる原因と思われる下水管への水量を減らすため、その下水道に集約される周辺市町の人々120万人に下水の利用自粛を求めるという、のっぴきならない展開になっている。トイレは仕方ないにせよ、入浴や洗濯をできるだけ減らしてほしいということらしい。これは深刻な事態であるし、まさか見えない場所(道路の下にある下水管)でそんな事故が起こりうるとは、想像できずに暮らしている市民が大多数ではないだろうか。
生中継またはそれに近い形で、YouTubeなどのメディアで現地の映像(路面と救助活動)を流しつづけているテレビ局もある。穴が広がったり増えたりするかもしれないので、作業をされている方々は命がけであるが、穴が拡大した場合にその被害の大きさを生で目撃してしまう人がいたら、精神的に衝撃が強いのではないだろうか。数万人の人々が見ていると気づき、わたしはすぐさま画面を閉じた。
今後の対策が急がれるのはもちろんだが、今回のドライバーさんは、事故からの経過時間やニュース映像で見られる緩い土砂の流れを考えると、かなり生存は厳しいものと考えざるを得ない。冷たい水にまみれた土砂のなかで、最初の2時間程度は問いかけに返事があったとの報道もあるが、誰も想像できないような事故に遭われて、どれほどつらいお気持ちであったことだろう。