まあ、そんな大げさな話でもないが、たまに「あーやっちまったー」と思うのが、話しかけるときの順序。
今日のこと。半日前に相談した内容で考えがまとまったので「さっきの話をヒントに、これこれこういうリストを作ったんですよ、んでそのリスト本文は後半に載せますが、その内容を使ってJavaScriptでHTMLを書いてもらえますよね。そのページはこんな雰囲気で、こんな欄とこんなボタンがあって。はい、よろしくお願いします、んでは、なかに組み入れてもらうリストはこちらで〜」
これをわたしは、たまにやってしまうのだ。
AIは最初から読んだ順に処理するので「あれ、使ってくれと言っていたデータが書かれてないないじゃん、じゃあ一般的にこんな感じでいいんだな、作った作った——あれ、本文の最後にあったこのリストなんだっけ」と、こちらの意図を完全無視して、普通のひな型を出してくる。まあ、わたしが悪いと言えば悪いのだが。仕方ないのでひな型に自分で手動の貼り付けをやっているところ。まあ、それくらいやらないと、何もかも忘れてしまうからいいのかな。
もう、用件をズバズバッと書かなければだめなのだ。今度こそ手際よくやるぞ。
……というわけで、今日はIPA(国際的な発音記号)で日本語の文章が出てきたときにそれを日本語の平仮名またはカタカナで読みたいと、JavaScriptを書いていたのだ。そもそもそんなものが頻繁に目の前に出てくるのかと思ったそこのきみ。わたしは昨日、おそういうことを出力する設定のボットを作ったのである。だが自分が作ったボットなのに内容を読むのがたいへんなので変換して読みたいと考えているわけだ。
作ったボットはこちら → https://chirper.ai/a-tone
最近あちこちのチャットボットが無料枠を拡大しているおかげでだいぶたすかっているが、いつ何時「あなたは使いすぎです、有料会員になりましょう」などと言われないために、わたしは涙ぐましい努力をしている。
ChatGPT に、少し聞く。→ Gemini / Claude / Copilot などに、分割して質問する → 返ってきた答えを自分で考えてまとめ、さも自分で努力したかのように、ChatGPTに「これ、どうでしょう」と見せる。これでかなりの節約に(もし無料会員の枠の上限が昔のように低いなら)なっているものと思われる。