ゴールデンウィークになると毎年「どの日が何の祝日だったっけ」と混乱してしまうが、5月3日は憲法記念日である。
以前からずっと憲法を変えたがっていた人たちが政権与党で力をつけ、いままさに力(数)で押しきろうという気配が強いのだが――いっさい、ひと文字たりとも変えるなと、先の先のことまで言いたくはない。だがいまの政権で力で押しきろうとしているのを見ると、まだ変えてはいけないと心から思う。
しかも変えたがっている部分が戦争放棄とは真逆の方向であることは、あきらかだからだ。
どうしても憲法でなければカバーできないほど大きな問題が目の前にありつづけたとき、そのときはまた話が違ってくるかもしれない。だがいま自民党ら与党が早急に変えたがっている部分は、別に憲法を書き換えなくても対応できるものばかりだ。
憲法を変えるよりも、きちんと国会で議論をし、野党の意見をないがしろにせず、ごく普通の政治をおこなってほしい。国民は、そして今後を担う若い世代は、すべてを見ている。