借家の庭はコンクリートである。だがわずかな土ぼこりなどを利用したり、近所の家の土から越境してきたりして、蔓のような植物がはびこる。けっこう怖い。だがこの数年の暑さでは、庭に出たくない。
今日は用事があって、どれくらいひさしぶりかわからないのだが、庭に出てみた。
地面を這う蔓のジャングル。確認したい場所があったので、そこに到達するまで、巨大な植木ばさみで植物の茎を切っていく。引っこ抜くのはたいへんなので、茎の途中からはさみを入れるのだ。すると数日以上すれば上半分は枯れるので、そのとき上だけでもゴミ袋に入れればいい。
で、今日はとんでもない発見があった。
雑草の中に、跳ばされた洗濯物(一緒に付いているハンガーや洗濯ばさみがわが家のもの)らしき残骸があったのだ。
だがさすがに綿100%らしき物体は、いったいもともとが何だったのかわからないほど破壊されていた。化繊交じりであればもう少し形はあったのだろうが、わたしはわりと綿100%のものを干すのである。
なんだかわからない残骸を、近日中に捨てるため、上の方を切ってまわった蔓科植物と一緒に庭に放置した。許せ、洗濯物。
それにしても、細い枝くらいなら切れるということで買った長いはさみなのだが、近距離の蔓を切るときに使うと腕に異様に力がかかる。かといって近づいて手袋と鎌などで作業はしたくないので、ひとまずこの方法でいいだろう。