15日に撤去されるそうだ。びっくり。。。
東京新聞 2013.05.12
東京タワー下緑化 15日から撤去 タロ、ジロ像どこへ行く
三つの驚き。
1) タワーを運営する日本電波塔は、五輪招致のPRとして五輪招致シンボルマークの使った花壇を作るつもりだったが、使用権やデザインの面から難しいとわかったため、その場所を「通常の花壇として整備する」のだそうだ。タロ・ジロを追い出して「通常の花壇」かぁ…。それこそ、どこか「通常の場所」を探して、新たに作ればよいではないか。タロ・ジロたちの像があった場所は、ほんとうにタワーになじんでいたのに。
2) 銅像を建てた日本動物愛護協会に、600〜850万円と見積もられている撤去費用を求めているのだそうだ。これまでどういう約束事になっていたかは不明だが、これはほいほい出せる金額ではない。
3) 像の移転先は、未定。協会は寄付などを募りながら、これから探していくらしい。
タロ・ジロたちの像がどこに行くのか、気になる。
それより何より、こういう残念なニュースの裏に「東京オリンピック招致」という、わたしにとってうさんくさく感じられて仕方がない言葉が出てくることに、いらだちを感じる。オリンピック招致は都民の願いでも国民の願いでもなく、一部の「東京でやれば経済が潤う」と考えている層の、ごり押しに思えてならない。