今日は外出先でおもしろい会話が聞こえてきた。どうも道のどこかに「アメニティマンション」という看板が出た建物があったらしい。若い男女がその前を通り過ぎながら、会話をしていた。 女性のほうが「アメニティマンションて、珍し…
カテゴリー: 言葉(とくに日本語)
日本語の質問を受けてみて「理屈ではない」と実感
日本語を独学で習得しようとしているアメリカの知人から質問を受けた。だいたいこんな内容である。 目的格のはずなのに「○○を好きですか」ではなく「○○は好きですか」とは、なぜだ… はっとしたが、うまく説明できない。たし…
スパムメールを見て、日本語を考える
今日の昼間にやってきた三井住友を名乗るスパムメールを見ていて、日本語はそこそこナチュラルなのだが、途中で出てきた「転送または、印刷して手交願います」に面くらった。 なかなか、ないぞ「手交願います」は…。自分の目もしく…
「ぞっとしない」は「恐ろしくない」?
今年も文化庁の「国語に関する世論調査」の話題が楽しい。2017年の2月〜3月に調査をしたもので、年度としては平成28年(2016年度)の内容となっているようだ。 文化庁 → 平成28年度「国語に関する世論調査」の結果…
温州みかんの「温州」ってなんだろ
このあいだ、荻窪の無印良品まで「バターバウム」を探しにいったついでに、200円の商品を2個買って帰るのもなんだかさみしいぞと、店内をきょろきょろ。けっきょくキッチン関係で少し買い物をして、ついでにこれも → 好みの濃さ…
「ございません」
義母のデイサービスは週に4回で、きちんと施設の方が車で送迎してくださる。利用者の多い日ならば何軒も回った後にほとんど遅延もなくわが家までお越しになり、段取りは完璧。そしてお疲れだろうに、係のみなさんがどなたもてきぱきと…
人の誤用を笑えない
ときどき「この人、あわててしまったのか、あるいは本当にそういう言葉があると信じているのか」と、ひとさまの発言に驚くことがある。だが自分とて、かなり怪しい。 先ほど「同じ轍(わだち、てつ)を踏む踏まないなら話はわかるが…
「○○パン “が” 売っているお店」
気にしはじめるときりがないのだが、パンの情報を検索していると「珍しい○○パン “が” 売っているお店」という表現に出くわすことがある。もう10年以上も前だが、大手サイトで外部ライターさんのブログを転載した際にこれを通過…
昭恵「夫人」、デヴィ「夫人」に見る「夫人」の使い方
ニックネームのように定着してしまっているので、まあいいのかなという気もしないでもないが、表題に例をあげた「夫人」の使い方は、日本語としてはかなり例外と思う。 首相夫人である安倍昭恵氏、とすべきところを「昭恵夫人」とし…
「東京特許許可局」のコツ
どういうわけか、今日の午後「東京特許許可局がすんなり言えるような人間になりたい」と思った。実際、周囲に誰もいないことを確認してから、ぶつぶつと言ってみた。かなりつまづく。 そういえば青巻紙赤巻紙黄巻紙を、最近まで神様…