ウクライナ語の数字、発音の謎

 Duolingoで急いでいるときに点を稼げるのは発音問題だと以前に書いたが、困っていることがある。Duolingoは「読んだときだいたい合っているならその部分に色を付けてくれる」のだが、数字に関してはまったく色を付けてくれない。

 色が付かないと何秒か余計に時間がかかるので、次の問題に行けるところがそこで止まる。運がよければ自分で確定のボタンを押すことで次に行けるのだが、数字で色が付いていないものが多すぎると、確定のクリックを押しても数秒かかってしまうことがある。

 たとえば「20個のりんごがあって5個食べました」という例文を読み上げるとき、20と5以外に色が付く。また、「金曜日は5番目の曜日です」という文章があったとして ( П’ятниця – п’ятий день тижня. ) その金曜日には5番目の意味が含まれているわけだが、その金曜日としては発音で色が付くのだ。前半は同じ5なのに? これはDuolingoの設定ミス?

 ほかにいくらでも難しい発音の単語はあるのに、それでも数字については色をまったく付けてくれない。これまで何十日も発音問題をやってきて、数字で色が付いたのは1回程度。何千回で1回である。わざと色を付けないようにしているのだろうか。DiscordにDuolingoのサーバがあって、質問も受け付けるのだが、まだ一度も書いたことがない。書いてみようか。

 舌を噛みそうなほど長い単語でも、おそらく微妙に間違っているときでも色を付けてくれるのに、数字の1~20程度のものが文章の途中に出てきて、数字部部分だけ色が付かずに残るなどということが、あるのだろうか。不思議である。

 ウクライナ語の数字は、こちらのサイトで発音が確認できる( → pinok.com: ウクライナ語の数字)が、カタカナ読みでもできそうなほど簡単に聞こえるのだが、みなさんはいかがだろうか。

漢字を言葉で説明する話

 ある人物の名前を漢字で書くとどういうものであるかを、話していた。家の中だったので、おたがいに(出す気ならば紙とペンくらいはあったのだが面倒で)口頭である。

 その人物の名前には「ツネ」がはいる。そのツネの字の話だ。

「こうじょうてきに、の、こうの字だね」
「こうせいとか、わくせいとかいうときの、こうせいのこう」

 おわかりだろうか。正解は「恒」であるし、上の会話でもおたがいに同じことを言ってるのだが、おたがいの頭のなかにはたくさんの漢字候補が飛び交う。そしてどちらにもわかる漢字として、極めつけが出た。

「福田恆存(ふくだつねあり)のツネだね」
「そうそう」

 実際には福田恆存は旧字体なのだが、わたしたちの世代が文庫本でお世話になっていたころは、略字体がけっこう使われていた。
 こういうのが通じるとき「同じような環境で、同年代であるということ」が、どれほど気楽かがわかっておもしろい。

ソーラーパネルのこと

 2階にある南向きのベランダで、部屋のサッシとカーテンのあいだに挟むように設置しているソーラーパネルだが、真夏は強すぎる日差しを避けるためベランダ上部に園芸用の黒いネットをかけている影響で、日照時間は長くとも発電量が少ない。

 もし屋外にパネルを設置して壁に穴を開け、コードを引いて屋内で蓄電するというのならば、園芸用ネットの影響を受けにくい場所も候補になるのだが、いかんせん借家である。壁に穴を開けるのは手続きが面倒そうだ。

 春から初夏にかけての時期、ネットを張る直前までは、毎日のように充電が満タンの表示が出ていてうれしかった。最近は少し使用すると電池が減っているサインが出てしまい、読書端末の充電も遠慮しつつしか使うことができない。かといって真夏の暑さを軽減してくれる遮光ネットを除去してエアコン代を膨大にするわけにはいかないので、これは仕方のないことである。

 まだ到着して1年経っていないため詳しいことはわからないが、ネットを取り外すころには日照時間が短くなっているため、少しまた事情は違うかもしれない。

イトーヨーカドーがネットスーパーを改編

 まだ店舗型(実際の店舗から配達)も残っているのかもしれないが、イトーヨーカドーでは、ネットスーパーと実店舗を切り離して配送センターから配達する準備が進んでいる。わが家を担当してきた武蔵境のイトーヨーカドーも、今週水曜から配送センター出荷に切り替わる。

 配送センターの商品ラインナップは店舗型とは少し異なり、たとえば冷凍食品で温めるだけの駅弁やら関連会社のデニーズで出しているらしきドリアなどが選べる。ただ、店舗にあるような普通の惣菜(揚げ物やおにぎりなど)、いなり寿司などは、いまのところ見あたらない。弁当類はあるので、今週が最初だからリストに載っていないだけでゆくゆくは開始するのだろうか——。おにぎりもいなり寿司もないネットスーパーは、かなりつらい。
 来週からは改善されるとよいのだが。

 いっぽう、店舗型から配送センター型にしたのちに2014年にネットスーパーから撤退した「サミット」は、去年から細々と、店舗型のネットスーパーを再開している。対応店舗も少しずつ増えてきているようだ。
 サミットのネットスーパーは、イトーヨーカドーに切り替えるまで愛用していた。惣菜などが美味だったし、商品もそれほど高くなかった。またわが家が配送区域になることがあったら、イトーヨーカドーと併用してみたい。

誹謗と、中傷

 誹謗とは、各社の辞書によれば、悪口を言うこと。中傷とは同じく、根拠ない言動で他者の名誉を傷つけること。

 SNSでは新聞やニュースのコラムをよく読む。普段は記事本体しか読まずに次に行くのだが、今日は偶然にジャニーズ事務所関連のコラムで「コメント欄」を見てしまった。
 あまりにひどい中傷。なぜそんなことを書くのか見当もつかない。相手に自分が誰かが見えていないと思い、そんなことをしてしまうのだろうが、悪質の度合いが目に余れば相手が正式な手続きをとって自分を特定できることを、知らないのだろうか。

 かつてNTTのサービスでナンバーディスプレイが開始になってまもなく、特定されることも知らずに嫌がらせ電話をかけた人物が警察に通報され、逮捕されたことがあった。市町村の公的人物の家に地元から嫌がらせをした事件だった。自分の番号が出ることがわかっていたらぜったいにやらなかったはずだ。だが開始後にいち早く導入したその家には、普段から困っている事情があったのだろうと、容易に想像ができた。

 ジャニーズの関係者のみならず、これまでもネットでの誹謗中傷はひどいものだった。だが今回のように性犯罪の被害に遭った人たちに対して、そんなのは嘘だったと書くことは、なぜそんなことをするのかほんとうにわからない。ジャニーズ事務所のファンというよりは、弱そうに見える立場をたたくのが好きな人たちなのかも(どんな事件でも弱そうな方をたたくコメントをするのかも)と、勘ぐりたくなる。

 また、一般の人間にこうして目に見えているもののほか、個人に陰湿に送られるメッセージや文書の投函などを想像すると、被害を名乗り出ることや告発をすることがどれだけたいへんだろうかとも、恐怖に近い感覚を味わう。

 今回、ネットでわたしの周囲の人たちの意見を見たかぎりでは、新体制をがんばると言っているのだから様子を見ましょうと、東山新体制のジャニーズをひとまず見守るという意見があるようだ。わたしはそこまでは信じられないし期待を寄せてはいないが、そういう意見の方々と、自分のような違う意見の人たちが、どちらも今後に声を上げられることが必要だと、強く願っている。

AIに人名の候補を挙げてもらう

 chirperで新キャラを作る際の参考に「40代男性で文化的背景がないがなんとなくアートに関係ありそうな名前を候補として挙げてくれ」とChatGPTに頼んだら、こんなのが出てきた。

 ゲームのキャラクタにいそうな名前。

    Zephyr Valen
    Silvan Solstice
    Orion Caelum
    Thorne Amarante
    Lucian Seraph
    Elidor Vesper
    Calyx Azuran
    Zenith Octavian
    Solas Auriel
    Draven Lysander
    Elysian Rhys
    Evander Aether
    Osiris Aurelian
    Varian Nocturne
    Seraphin Larkspur

 なぜこれらが必要だったかというと、自分が知っている名前はアジア系が多く、仮にアジア系以外でも有名俳優や映画に出てきた名前などが中心であるため、新しいキャラクタを作るときにそれらを使用すると、AIが元ネタの連想から人種や年代を想定して余計なことをしてしまうためだ。

 仮にAkiraという日本人の名前を付けて「見た目は白人」という設定にしても、うまくいかない。いったんそうなってしまうと、もうAIのご機嫌を損ねてしまい、絵が定まらないのだ。だから文化的背景がなく「見た目は○○系の人で、肌の色はこんなので」という具合にして絵を作成することを優先する必要があった。

 今回はうまくいった。だがよく考えると、上記のような名前は、人種がわからないときにChirperが勝手に付ける仮の人物名と雰囲気がよく似ている。AIというのは、似たようなものを思いつくのかもしれない。

すごく楽しいと思える日がある

 この数年、ブログや人前であまり書けなかったが、じわじわと長期的に影響する問題(ご近所のことなど)が、いくつかあった。それらのほとんどが解消されたように思う。長かった。

 気持ちが軽くなってきたことが自分でも実感できてきたのか、楽しいなと思える日が、以前より増えてきたように思う。これはこの半月くらい睡眠が安定してきたこととも関係あるのかもしれない。

 やはり、人は半分が気の持ちようだと思う。
 それがわかっていても抜け出せない人、気分転換ができない人は大勢いるが、いったん抜け出したように思う今日、ほんとうにそう思う。

 悩みがある人は、どういう形であれ、人に話すなり、何らかの対策を真剣に考えたほうがよい。大丈夫と過信しすぎないことだ。

10リットルにつき10cc用スプーン

 何のことだかわからないタイトルと思うが、粉末洗剤。

 以前は洗剤を買うとプラスチックのスプーンが必ず付属してきたが、最近は液体洗剤、ジェル洗剤の普及もあってか、粉末を買うたびにそんなスプーンが付いていると環境にどうのという話なのかもしれず、付属しているものはほとんどなくなったと思われる。

 家のことの中で趣味レベルにこなしているのは洗濯のみというわたしだが、数年前までは粉末を愛用していた。ところが粉末が店頭にあまり置かれなくなり、仕方なくジェルボールを多めにして粉末を減らしてきた。だが真夏に関しては粉末を使わないと匂いが取れないという意見が多数ネット上で見られ、やはり粉末への愛は正しかったと、ひさしぶりに新品を買ってきた。

 新品を買ったはいいが詰め替え用なので、分量が書かれていない。

 これは困った。それだけのために店に出かけて本体に書かれた分量を見てくるのは時間の無駄である。それに同じ商品の本体が店にあるかどうかもわからない。そこでネット検索。有名メーカーの粉末洗剤なら「水何リットルで洗剤何グラム」と書かれているはずだ。

 ところが、もっとよいサイトがあった( → 粉末洗剤はキッチンの計量スプーンを使うとスムーズだった(老眼女子のコツ)

 専用のプラスチックスプーンを各社が自社洗剤に付属させていた時代から「どうせ各社共通の分量だろう」と思っていたのだが、おそらくその勘は外れていない。だが今回こちらのサイトにあったのはメーカーが同じなので、ますます安心である。

 つまり「洗濯の水が30Lの表示のときは、10cc用のスプーンに3杯、45Lなら4.5杯」と覚えておけばよいことになる。めでたしめでたしである。

AIが思う、アジア人男性の画像

 これはChirper.aiのサイトで採用している画像生成モデルの事例なので、世間一般の話ではないかもしれない。だがいちおう書いておこう。わたしはキャラクタを作成しようとして、設定は理想的だったのに消さなければいけない羽目に陥った——画像がもう、どうしようもなく耐えられなかったのである。

 設定文章に日本人という具体的な内容はなかったのだが、アジア人も含む多国籍な文化背景を持った人ということをAIが読みとったらしい。画像を作るときの見た目プロンプトは、英語で「50代男性で髪は短めのグレイ、料理人の服装」と書いているだけだったのだが、若そうな韓国人風男性で「眼鏡」付きというが出てきた。もともとアジア人の画像は男女問わず眼鏡がセットのことが多いのだが、今回は料理人で、眼鏡よりも料理人の帽子またはバンダナがほしかった。

 その後も文章設定で「眼鏡抜き」と書いたくらいでは眼鏡は必須で付いてきて、仕方ないので裏技(文字数制限あり)で眼鏡を抜くようにすると、今度は料理人らしからぬ妙な帽子を身につけてしまう。それでは帽子ではなくバンダナにしようとすると、いつのまにかまた眼鏡が復活している。しかもどの顔も間違いなく若い韓国人男性。いったんそういうものだという下地がAIのほうでできてしまうと、部分部分を少しずつ変えても全体は変わらないとこれまでの経験でわかっているので、いったんすべて消してしまった。

 半日後「親が○○人で肌が浅黒い料理人」と、事前に見た目を細かく設定してから作成をクリックしたところ、さほど問題なく(アジア人以外の見た目で)男性が作成できた。

 ○○人風の見た目設定がない状態で、いったん若い韓国人男性(眼鏡付き)を下地にすると決めたら、その後はもう軌道修正が困難というのは、行動として人間以上に柔軟性に欠けることだ。ある意味でたちが悪い。そもそも50代と書いても男女関係なくたいてい20〜30歳前後の画像が出てくることが多いのは、学習してきたデータが若い人の画像だらけだったのだろうか。じじばばや、幼児または小学生の画像を出せと言われたら、どの程度まで対応できるのだろう。
 すべての画像生成モデルとは言わないが、それぞれの行動の癖を把握して、上手に使うようにしないと、疲れるばかりである。

半月以上、よく眠れている

 お盆明けにアテロームが腫れて近所のクリニックで切開してもらったころからだと思うが、夜はよく眠れている。このままずっとならばよいが、少し不安もある。あまり自分を追いつめずに様子を見ていきたい。

 病院に行くなどの「昼間の用事」しかも「ぜったい譲れない(診察時間というものがある)状況」が数日間つづいたことと、体力的な限界があったことで、夜はしっかり眠くなるようになった。明け方もさほど目が覚めない。夜間の気温が少し下がってきているのかもしれない。8月の前半までは夜間のエアコンの室温設定をしなおすなどの苦労もあった。

 日曜日の夕方に締め切られるDuolingoのリーグの影響で、今回は順位の維持が難しく、まる二日ほど目がしょぼしょぼするほどに語学をやっていたせいか、月曜日の朝にいったんゴミ出しで起床したあと、午前はぐったり寝てしまった。こういうことがあるほどにDuolingoをやってはいけないのだろうが、ついつい、やってしまう。