朝一番は難しい

 来週は大腸検査を受けようと思っている。わたしは持病があるのでだいたい1〜2年に1回は受けたほうがいいと言われているのだが、去年受けたと勘違いしていた。ところがねんのために調べたら一昨年の秋だったのだ。

 検査の申し込みをしたのは5月だが、その際に、「数日前になったら自宅でPCR検査をして、容器を病院に持ってきてください」と言われていた。問題がなければそのまま大腸検査、問題があれば延期ということなのだろう。
 そのとき一緒にもらった説明の紙によれば「朝一番の唾液が望ましい」とのこと。昼間の場合は食事から何分以上などの条件があるようだったので、では起床後にすぐやってみようかと考えて、枕元においていた。

 ところが、まあ。
 年齢のせいもあるかもしれないが、朝一番に唾液というのは、かなりつらい。

 出ない。嘘のように出ない。泡ばかりである。仕方ないから泡を入れる。このままでは提出容器が泡ばかりになってしまうという焦りがあるが、説明には、途中で水を飲んだりしてはいけないようなことも書かれていた。

 仕方ないので、容器の何割かを泡で満たしたのち放置して様子を見ていたところ、少しだけ下の方が液体になったように見えた。もう、それに賭けるしかないだろう。検査機関に到着するころに液体が増えていることを願うとしよう。

 提出時に何を言われてもかまわない、これで文句があるなら言ってくれと、キャップを閉じて提出用の袋に入れ、そのまま病院に持参した。あんなものをまじまじと見る人はいないので「はい、検査にまわします」と、あっさり言ってもらえた。よかった。

 朝一番の唾液が望ましいと書かれている説明書があっても、これをお読みの方は、水を飲んでしばらく時間をあけてから検査をしたほうがよいかもしれないと、ねんのため書いておく。

ユニバーサルクリップボードで、語学も楽々

 先日から書いている語学学習ゲームDuolingoはパソコンのブラウザ版、スマホのアプリ版のほか、スマホやタブレットでブラウザからduolingoを呼び出す方法がある。アプリ版かどうかで、メニューや仕組み、そして用意されている問題に多少の違いがある。

 ポーランド語をブラウザ版でやっていると、スペルをそのまま書けという問題が出てきて面くらうが、文字の出し方もわからないような場合が多く、仕方ないので「たぶんこういう意味のポーランド語を書けばいいのだろう」と、英語からの翻訳サービスや参考ウェブサイトを利用して、あらかじめ単語を用意しておく。そしてそれを画面に貼りつける。

 アプリ版だとさすがにそれでは利用者が離れていってしまうと思うのか、難しいスペルをすべて書かせるような問題はない。単語を用意して正しいものを選ばせるか、あるいはスペルの半分だけ隠して「残りを埋めなさい」的なものが出る。これならアプリ版のほうがお得かと思えるが、アプリ版には何回か間違えると「ハート」というものが消えていく仕組みがあり、ハートがなくなると、得点しても点数が低い練習問題を解いて、さらに広告をいくつか見るなどの方法が、必要になってくる。

 たまにならそうした方法でハートを増やしてもいい。さらに、アプリ版では時間帯または何らかのイベントによって得られる経験値が倍もらえることがあり、それを利用すれば短時間でXPを得られるため、たまには利用したい——だが、あまりにも頻繁にハートが減ると、うんざりしてしまうことも。

 ハート増やしが面倒になるとiPhoneのウェブブラウザからDuolingoのサイトを呼び出して、パソコンと同じメニューを使う。ウェブブラウザ版には、何回間違えてもハートは関係ない。ただし得られる経験値がほぼ一定で、あまり冒険する要素がなく、地道にコツコツ楽しむのに向いている。

 ウクライナ語やロシア語ならば、アプリ版でもウェブ版でも、手で文字を打てという問題はそもそもないのだが(英語に訳す場合は手で打つこともあるが、多くの人は特殊文字が多いキーボードを持っていないことを考慮しているのだろう)、なぜかポーランド語は、ウェブ版では問題が厳しめに設定されている。

 そこで、もしや役に立つのではと、ユニバーサルクリップボードを使ってみることにした → Appleによる公式説明は、こちら

 同じアカウントでiCloudにログインしている端末が近くにあれば、テキストのみならずクリップボードにはいっているファイルが、互いに利用できるというものだ。

 まずはMacのすぐ近くで、iPhoneでDuolingoをやる。その際に難しいスペリングを含んだ単語をあらかじめパソコン側に用意しておいて、貼りつける必要が出てきたらパソコン側でクリップボードに入れる → 短い時間だけだが、近くの関連デバイスでそのクリップボードが利用できる → iPhoneで受けとって解答欄に貼りつける。

 そして、Duolingoのポーランド誤は、大成功である。iPhoneの小さな画面で調べ物をしなくて済み、楽ができている。

 

左車線からの追い越し

 横断歩道で通行人のため一時停止してくれる車は少ないが(東京の住宅街でも少なく、停まってもらうと恐縮して会釈してしまうレベルである)、最近どこぞの有名企業のマークを付けた車が、歩行者のため一時停止している車の左側から追い越し、つづいて他の車も「よっしゃーっ」とばかりに追い抜き、最後に歩行者が最初の車に挨拶をしながら横断するという動画が話題になった。

 運転免許試験の教本を読んだことがあるレベルで運転できないわたしが書くのもどうかと思うが、左車線からの追い越しは違反ということは、ぼんやりわかっている。だがその動画を見るかぎり、追い越している場所が「車線にすら見えない」のだ——もしやこれ、路側帯とか、なんらかの、道ではない部分ではないだろうか。

 アイリスオーヤマがなにかを謝っているということがわかったので動画を探したが、見てみるまで意味がわからなかった。見るまでは、とても広い道に信号機がなくて、なぜか右車線にいた運転者が自主的に停まっていたところを左から追い越した——のかなと思ったが、事情が違った。

 けっこう田舎の道って、歩行者にとっては怖いんだなぁ…。東京もだが。

伊勢丹Doorの初回お試しが安すぎる

 送料、バウムクーヘン(ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ)、あの伊勢丹柄のエコバッグ——それだけでも1980円くらいかかりそうなものだが、野菜、惣菜など高そうなものがけっこうはいっていた。これはぜったい赤字どころではないはずだが、伊勢丹はもうこれをしばらくやっている。

 しかも「しばり」がなくて、初回限定のこれを買ったからといって今後ずっと定期便を買えと言われるわけではない。だが、ここまでお得だと、メールを読んだりしてもいいかなとか、いろいろ考えているうちに抵抗感がなくなり、定期購入する人も増えてくるのかもしれない。

 食材はオイシックスと提携している。

伊勢丹Doorお試しセット

 商品も丁寧に選ばれているとは思うが、たとえば段ボールひとつ見ても「さすがデパート」である。上部を開けると、内蓋が引っ張れるようになっていて、ただ軽く引っ張るだけで立体感のある箱になり、なにやらおしゃれ。段ボールはすぐ壊してしまう人も多いかとは思うが、ちょっとしたこの遊び心というか、気持ちに余裕のある作りは、殺伐としたことの多い世の中で「まだ、暮らしにこういう余裕を感じさせてくれることってあるんだ」と、ちょっとうれしかった。

iPhoneの容量がぎりぎりだった件

 虫の知らせというのだろうか。
 なぜそれを見ようと思ったのかが思い出せないのだが、ひさびさにiPhoneの容量を見て驚いた。全体の容量が64GBのうち、62GBが使われていた。

 何ヶ月か前に見たときは50GBだったはずなので、なぜこんなことになったのかわからないのだが、とりあえず音楽がだいぶダウンロードされていたので減らし(←これは以前にも消したつもりだったが、なにかのはずみにクラウドから再度ダウンロードしてしまうことがあるのだろうか)、本体は以前に消していたもののデータが残っているゲームがあったのでそれらも消して、ひとまず49GBまで落とした。
 さらに「容量が逼迫したら使っていないアプリの本体を消す」のチェックをオンにしておいた。

 シムシティがデータだけで6GB弱ある。だがこれは断続的にやっているゲームなので、消すわけにもいかない。ポケモンGoの3倍くらいデータを使っているのだから、すごいゲームだなと思う。

 また、Evernoteが、あいかわらずiPhoneにダウンロードをしてこようとするのだが、10年以上使っているのでどのくらいの量がネット上にあるのか想像もできない。アプリがインストールされると見出しだけでも落としてこようとして端末の容量を逼迫しているように思うが、あの会社はほんとうに「何と何だけをシンクロさせる」とか、「どの端末にはネットのデータを落とさなくていい」とか、そういう設定欄がひとつもないのだ。ずーっとこの調子である。
 まぁ、とりあえず使っているが、あれほど変わらない会社もめずらしい。

 これからはこまめに容量を見ようと思う。

fruit に冠詞の a は不要のはずだが

 Duolingoを相変わらず毎日やっている。現在は7カ国語だ。

 想像であるが、各国語の問題作成と解答事例にはネイティブが参加していて、だいたいのお題がDuolingo側から提示され(たとえば「あの男の子がわたしのリンゴを食べている」など)、それを複数人数でチェックする仕組みなのではないかと思う。ウクライナ語、ロシア語、ポーランド語の例文には、ミルクとリンゴとスープとパンがやたら出てくるし、ほかの言語でもそういう傾向はあるのではないだろうか。

 だが、その「英語との間の厳密さ」には、言語によって差がある。非英語圏の人間だからか、わたしは英語で学習対象雲語の問題を説いていても、けっこう冠詞に無頓着だ。a / the などは「ここ、入力なくてもいいよな」と飛ばしてしまうことがあるが、ロシア語問題だとほぼ間違いなく「冠詞がはいってないよ」とバツになってしまう。ほかの言語ではそこまで厳しくなくて、事例として名詞を並べている意味合いならばとくにだが、ゆるく判断してもらえる。

 ほかにもそれぞれの言語で問題の傾向や特徴があり、おもしろいのだが、点数を競って上位に行くことを考えている人の場合は、問題は別にある。「Duolingoで正解をとれるかどうか」なのだ。たとえば間違いを出さずに何回か問題を連続して解いていると、そのレベルの問題を(ほんの少しだが)飛び級させてもらえることがある。その連続正解中に「Duolingo風にはどれが正解か」を読み間違えると、悔しい。

 I like fruit. くだものが好きです。
 くだものというものを集合名詞としてとらえた場合、これが普通に使われる英語だろうと思う。だがDuolingoの問題で、フランス語から英語にせよというとき、フランス語では J’aime les fruits で複数形扱いだ。このまま英語にしたら I love fruits. なのだが、もしDuolingo的に予定されている正解が「 les を the にせよ」となっていたら、the fruits にしなければいけない。だがこれ、意味が微妙に違ってしまわないだろうかと、あれこれ考えて…時間が過ぎていく。だが I love fruit. と集合名詞的に訳してバツをくらったら困る。そこで、考えた。

 もしや、Duolingo 的には、英語では普通は使わない I like (a) fruit. がオーケーなのでは?

 …度胸を出して、入力してみた。

 ……通った。 a を付けて fruit が、そのまま正解として通った。驚いた。

(もちろん、the fruits でも、通ると思う。だがほんとうにわたしが使いたかったのは I like fruit であり、それが通るのかどうかは、同じ問題が出たときにバツになる危険性を覚悟でやってみるしかない。確実に英語としておかしい a 入りが通って正解になったことが、今日の驚きである)

 現在「黒曜石リーグ」に昇格。なんとかこのまま最後の「ダイヤモンド」に昇格したい。

=====
 一緒にやってみたい方は、こちらの招待リンクからご参加いただければ、自動的に友達になります(友達名をわたしにわからないように変更してしまえば、どこのどなたか、わたしにはわかりません) → Duolingoで友達になりましょう

ownCloudを間借りしてみた

 家族がロリポップの余ったスペースにownCloudを入れているので、iPhoneで撮影した画像や動画のストレージに使ってみようかと、アカウントを発行してもらった。わたしのロリポのプランでは、以前はともかく最近では設置環境が合致しなくなったらしいので、体験してみるのに間借りはよい機会だ。

 ときどきiPhoneでアプリを立ち上げると、クラウドに参加した日以降の新しい画像や動画があれば、自動でクラウドに載せられる。古いものも手動で載せられる。

 昨年からGoogle Photosが写真を容量として扱うようになったので(以前は画像を容量に入れず無料で使わせてくれていた)、ずっとこのままの調子で使うと料金がけっこうかさんでしまう。さくらインターネットが提供する「さくらぽけっと」は、わたしの知るかぎり自動ではバックアップする手段がないので、外部フォルダのように使うしかなく、便利かどうかという話になると、あくまで予備手段だ。

 バックアップする場所は多いに越したことはないが、ownCloudのようにレンタルサーバーの余ったスペースを使う方法が今後増えていけば、あまりGoogle Photosに頼らなくてもよくなるだろうか。

 ああ、だめだった。そうだった。写真を探すときにAIが優秀なのはGoogle Photosなのだった。cake と入力すれば甘そうな食品が、そして cat と打てば猫皿の模様まで検索してくれるのはGoogleの強み。——とほほ、今後もしばらくGoogleのお世話にならねばならない。

Netflixにて「コペンハーゲン」シーズン4

 なんと、あのコペンハーゲン(原題はデンマーク語で Borgen / 城の意味)が、かなりの年数を経て再登場である。今回はNetflixなので字幕も吹き替えも楽しめる。以前にSuperDramaTVが放送していたころは、なぜかデンマーク作品のほとんどが吹き替えだった。遅れて他社で字幕配信もあったようだが、早く見たくて、吹き替えを選ばざるを得なかった。

 これまでのシーズンもNetflixで配信中。

 40代で思いがけず首相になってしまった女性議員、ビアギッテ・ニューボーの奮闘を描いたのが初回。2010年ころだった。その後は政界を退いた時期もあった。民間の企業で国際的な仕事をしていたが政治の世界に復帰することになり、周囲を巻きこんで選挙活動をしたのが第3シーズン。そこまでは数年おきに放送していた。

 だが今回は2022年。登場人物らも10年以上の年をとっている。それだけ円熟味も増したが、国際情勢をふんだんに織りこむ展開にも、深みが出てきた。

 第一話の台詞に「ロシアはウクライナに手を出して世界中から制裁を受けている」という表現があり、ドキリとした。撮影は何ヶ月も前なので、これは今年2月以降のウクライナではなく、前回のクリミアのことを指している。だが見ている側にしてみれば、あまりのタイミングに「ドキリ」とさせられる。

 デンマークに従属している(かつては植民地であった)グリーンランドに石油が出たという騒ぎから、今回の物語ははじまった。じゅうぶんに調べた上で発表すべきとする主人公(今回の立場は外務大臣)は、2050年までに化石燃料に依存しない社会を作るというデンマークの目標に反することだからと、グリーンランドに今回の石油開発をあきらめてもらいたいと考えている。だがすでにロシアの企業がその油田に投資をすると決めているとの報道までも飛び出して、それぞれの国や立場での思惑がぶつかり合う多難なオープニングとなった。

 全6話。少しずつ楽しみたい。

界隈で火事

 中野区大和町2丁目で火事があったらしい。実は消火活動がおこなわれていたと思われる時間帯に、大和町中央通りを歩いていたのだが、ざっと見て「パトカー1台、東京ガスの車1台、救急車1〜2台、消防車3〜4台」が到着したところで、ひとまず道ばたに停車していた。

 見まわしてもどこが火事なのかわからず、匂いもせず(匂いや煙は野方駅方向に流れたものと推測)、そのまま早稲田通りまで歩くと、白バイ警官が中央通りへの車の進入を防ぐため、入り口の中央にバイクを停めて立っていた。すでに北から出てきた車は通すが、北方向にはご遠慮願いたいということなのだろう。それにしても「いったいどこなんだろうね、この火事は」と、家族と歩きながら首をかしげた。

 帰宅してからネットを見ると、環七にも同じように緊急車両が停まっていて交通規制があり、大騒ぎだったらしい。Twitterにあった火事の映像で場所が特定できたが、最初にわたしたちが見た場所からすぐ近くだったことに驚いた。住宅密集地である。それにしても、あの距離でも匂わないとは…。風向きというのは、ほんとうにものを言うのだ。

 火災の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

蚊の季節

 屋外で、蚊がいかにも出やすそうだなと思った場所に10分ほどいた。いちおう足首や腕には蚊除けを塗っているが、とりあえずやつらは、体のどこかに「塗っていない場所」があるだろうと、様子を見にやってくる。今日も手首に近づいてきたので追い払ったが、その一瞬で少し食われたようだ。
(ちなみにわたしは「蚊に食われた」を使う人間であるが、「蚊に刺された」の人もいるかもしれない)

 蚊の嫌いな匂いでも持ち歩く方法はないのだろうか。大昔は蚊取り線香を安全そうに見える(?)容器に入れて腰から下げつつ農作業をする人がいたと聞くが、東京の住宅街で歩きながら蚊取り線香を下げていたら、おそらくかなり奇異な目で見られたり、それだけでは済まない可能性もある。

 うぅむ、困った。

 それにしても、ざっと検索したかぎりでは、超音波で虫除けとか(効果あるのか?)、なにやらピンとこない商品が出てくる。これはやはり、肌に直接びっしりと蚊除けの液を使うしかないのか。だが耳なし芳一のごとく、かならず塗り忘れる場所が出てきて、そこにやつらがやってくるのだろうな。