最近、怒っていらっしゃる人、いらついていらっしゃる人を見ると「わたしもよく怒っていたなぁ」と、感じることがある。
たとえば、わたしには理解できなかったこと——「メールの返事で、相手から来たメールのタイトルを変えてしまったのに、頭に Re: をわざわざつける人は、なんででしょうね」と人前で書いたり(とうぜん、それを書くことが多い人も読んでいたはずなのに、それでもかまわないと思っていた、早い話が当てこすって書いていた、喧嘩を売っていたに近い状態 ^^;)。
でも、もうメールでやりとりする人よりも、SNSなどに付属したメッセージ機能を使ってやりとりするケースのほうが、圧倒的に増えた。したがって、そんな悩みもなくなった。
それから「アルファベットと数字を全角で書く人や、単語の途中で全角と半角が混じっていても気づきもしないか気にしない人は、なんですか」——それも気にしなくなった。自分が半角を使いつづければいいだけの話だ。企業(たとえば新聞社)の文章などでは、きっと記事内で英数字が半角のままだとシステムが誤作動を起こすとかなんとか、そんなことを考えているプログラマがいて、方針として全角にしているのだろうかと想像する。こちらも譲りたくないから、相手に譲れとはいえない。だからこちらがブログ等で引用するときは、それらを半角英数字にぜんぶ変換している。
ただ、我慢できないのは入力の際に(書き手に)全角の英数字での入力を強制するフォームが存在することだ。エディタで半角で書いたあとにエディタ上で全角に直してからコピペする。自分の辞書に全角を学習させたくない。ところが一部のサイト、たとえばクロネコヤマトあたりは、こちらが無理やり半角で押し通しても全角に変換してくれる。偉いぞ、クロネコ。
ネットで、(掲示板などでは)これこれこういう使い方が普通だと思います、それが常識ですと書いている人が、ときどきいらっしゃる。わたしは誰かの使い方が常識であって別の人のものが違うとは、思いたくない。だが昔なら「そこまで書かなくても」と、自分が言われたことでもないのに、いちいち口を出していた。いまはそんなことはしない。わたし自身も昔、そんな風にねちねち書いていたのだから、過去の自分を見るような思いだ。
それに、当時のわたしも誰かに放っておいてもらったから現在があるのだろう。全員が誰かに対して「それは違う」と書くことが当然になったら、ネットになど長くは存在できない。わたしは長く存在している。誰かがわたしの言動に耐えてくれたり、見守ってくれたりしたから、いまがあるのだ。
人間の数だけ常識はあるだろうが、相手にとっての常識と自分にとっての常識、その価値や重みは、同じでなければいけないはずだ。多数決で決められることでも、決めるべきでもない。声の大きな者が小さな者を圧倒してはいけない。
こんにちは。
“いただいたメールのお返事です”という意味を込めて、
あえて“Re:”を頭に残したまま、件名を自分のものに替えることはあります。
基本的に、わたしはお返事メールもRe:をつけずに、自分の伝えたいことを件名にしてしまいますが(^^;
件名で、本文の内容が分からないメールは、“急ぎではない”と判断するので・・・
ちなみに、企業からのDMで差出人と件名の内容が不一致なメールは、即削除です(^^;;;
アルファベットと英数字の入力は、フォーム入力で半角指定がない限り、わたしは全角です・・・本当に申し訳ありません。
理由は1つではないので、この話題でわたしがどこかで日記を書くときにでも・・・
そうですね、わたしもこの数ヶ月の(まじめな用件の)メールタイトルを思い出してみて、
a) タイトルを変えず、そっくりそのまま Re: 同士でやりとりする人と
b) こちらが何を書こうと返事のタイトルが「どこそこ(社名)、○○(担当者名)です。△△について」と名乗るタイプと
だいたいその二種類が多かったように思いました。
やはり、Re: が多用されたのには、ポスペファンが多かった時代、メールが大事なコミュニケーション手段だった時代と、重なるのでしょうか。
そうそう、書き忘れましたが、わたしが全角うんぬんを最近あまり気にしなくなった理由のひとつに、ウェブデザインの技術向上で、パッと見でどっちだかわからない例が、増えてきたこともあるかもしれません。
以前は、データとして拾われたくなかったら全角で書く、という使い方もあったような気がしますが、サーチエンジンが進化して、全角でも半角でも関係なくなってきましたし、見た目も同じに近づいてきたので、(…それでもやはり、単語の途中で全角と半角を混ぜている例を見かけたら、わたしはその理由を知りたくなってしまいますが ^^;)、問題として、顕在化しにくくなったのかもしれませんね。