朝からびっくり。OSがSonomaになった!?

 夜中にノートパソコンが音を立てているのに気づいていた。あまりに気になったので画面を見ると何かをアップデートしようとしていた。いろいろなアプリを切っておいたので、あとは勝手に再起動でもなんでもしてくれと、そのまま寝た。

 ところが朝になって、うまく切れておらずバックグラウンドで動いていたアプリがあったようで、再起動をしてアップデートを完了しますかと聞かれた。はいと答えると、何やら、ちょっとしたアップデートよりは長い時間(15分以上)、あれこれと作業をしている。

 しばらくしてようやくアップデートができたようなのだが、インターフェイスがだいぶ違う。壁紙はいままでのものと新しいものどちらがお好みですかやら、聞いてくる内容がまるでOSでもアップデートしたあとのようだ。

 あ…。
 なんだ、なんだ、OSがSonomaになってる!?

 まさかOSのようなすごい作業を勝手にアップデートされるとは思ってもみなかったので、口あんぐり状態。仕方なくいつも回っているサイトやいつもの作業をこなし、不具合がないかどうかを見てまわる。
 とりあえず、見た目が少し変わったとか、ATOKが文字を打つたびにいちいち自分はATOKだと主張するような(現在の文字種はこれです的な)青い表示を出してくる程度である。

 この程度で済んでよかった。
 以前はOSのアップデートといえば実行まで何週間も迷ってからやったものだ。対応しないソフトがあるのではとか、あれこれ悩んだし、ネット検索もしてから実行した。
 今後はずっとこんな感じなのだろうか。スペックがぎりぎりのマシンには、さすがにやらないでいてくれることを祈る。

ちりも積もれば: サブスク料金など

 半月くらい前だっただろうか。Evernoteが更新になったのだが、年間料金で4000円くらい値上がりしていた。その数ヶ月前に値上げの話が出てまもなく公式サイトを開いたら、次回の継続で支払い予定料金の欄がまだ更新されていなかったようで「おや、わたしは値上げ対象ではないのか」と勘違いをしたようなのだ。
 その後になって見に行けばその予定金額欄が変更になっていたのだろうが、毎日のように新聞のクリップに使っているのに会員情報ページはそれきり見なかった。

 もっとも、仮に値上げに気づいていても無料会員にもどる選択肢が自分にあったかどうかはわからない。わたしはとにかく何でもクリップする。ごくたまにはEvernote内でキーワードを検索して「あの事件は○○年前だったのか」と気づくような用途にも使っているので、あながち使っていないわけでもない。だが4000円の値上げといえば1ヶ月にして300円ちょっとである。けっこう大きい。

 これから数ヶ月かけて自分のEvernoteの使い方を見直し、あまり大量に使うことがないのであれば、無料会員にもどることも考えなければならない。

 それにしても、もっとカネがかかっているのはApple Musicである。これは家族会員で払ってもらっているので自分では実感がないのだが、わたしは音楽をたまにしか聴かない。申し訳ないから止めてもらうことも、考えておく必要がある。

 イエデン(固定電話)も家にふたつあるのだが、これは保険のようなものだ。次に引っ越すタイミングでどちらかにすべきだろう。

 ニューヨークタイムズ(4週で8ドル)と、毎日新聞と、毎日新聞経由のウォールストリートジャーナル(両方合わせて月額だいたい1000円くらい)もとっているが、これらはまぁ、このままでよいと思う。円安でニューヨークタイムズが上がっているが、仕方がない。

 GrammarlyとDuolingoにも年払いでけっこうかかっているが、これらは現在のところ生活の一部。

 ドメイン料金と管理維持の手数料も値上がりしているが、いったん所持したドメインを手放すのは、ほかに節約するものがなくなったときにしたいと思う。3つ持っているが、いまのところ手放す予定はない。

 無駄かそうではないのか、こまめに見ていかねば。

転送で受信するメルアド

 どこかのサービスに申し込む際(たとえばちょっとしたお知らせを受信したいとか、よい会社かどうかわかるまでは普通のメルアドをさらしたくないなどの理由により)転送のメールアドレスを使うことがあるのだが、欠点に思い至った。

 登録したメルアドを変えるという設定がないほど簡易なサービスに申し込んでしまったとき、ずっと同じものを使わなければいけない可能性がある。
 登録メルアドを変更したいとの要望を出すなど、そのメルアド「から」サービス提供者に何か連絡をしなければいけない事態が生じることも考えられ、受信するためだけに設定した転送メルアドから要望のメールを書くのは難しい場合がある。

 duckduckgoが提供している転送メールを愛用しているのだが、まさかそれほど重用することになったお試し登録をこれでやってしまうと、受信のみなので送信ができない。そのメルアドを表示させつつ送信することができるのは、そのメルアド宛てに到着したメールへの返信のみだ。それ以外の用件で送信に使う方法があるようには、ちょっと思えない。

 よほどのお試し用件でもないかぎり、転送受信を前提としたメール使用は、慎重になったほうがよいかもしれない。

ASAHIネット: 固定IPの月額料金が大幅改定

 月額880円で利用できていた固定IPが、2024年2月から1980円になるという、倍よりもすごいこの上昇。いったいどうしたらいいのだろう。

 これまで他社より圧倒的に安かったこの価格だが、上がるときにも数百円程度かと思えば、一気に1100円。1年にしてみれば1万円以上の負担増になる。お知らせのファイル日付を見ると8月に一度案内があったのかもしれないが( → 固定IPアドレスサービス リニューアルのお知らせ)、今日まで気づかなかった。

 うぅむ。いろいろなものが値上げで、ドメイン料金の年額にも手数料が加味されるようになり(ロリポップはそうだが他社はどうなのか)、けっこう引き落としの月がたいへんである。

住宅ウォッチング

 これはたしか10日くらい前の話。

 話は数ヶ月前に遡るが、わたしが家族と一緒に歩いていたとき、住宅の情報サイトにあった新築住宅の近くだと気づき「外からちらっと見ていこう」と話した家があった。
 そのとき一緒に見た際は、できあがったばかりで敷地にゆったりとした配置で家があっただけだった。敷地の一部がおそらく駐車スペースで、家の前に広がる空間は大きな植木鉢で門柱の代わりにしたり自転車をおいたりできるのだろうなと、広い空間の使い方にうっとりとした魅力を感じた。宝くじが当たったらこういう家がいいなと、話したものだった。

 あの家はどうなったのだろうと、たまたま近くを通ったわたしは、寄ってみることにした。
 だがひとりでそこまで行くと、見つからない。え、見つからないはずがない。新築で見たときから数ヶ月しか経過していないのだから、なくなるはずは……と思ったら、なんと、まったく違う家になっていた。

 どう違うかというと、わたしたちが見た「敷地にゆったりと家が建って周辺に空間がある」状態から、道と敷地の境界ぎりぎりまでを低めのブロック塀をめぐらして、玄関と車庫以外は完全に家を囲ってしまっていた。

 あ、これは完全に「ひと昔前の東京で、どこにでもあった家だ」と、自分の家でもないのに残念に思い、悲しくなった。もちろん購入後にどうしようと買った人の自由だが、たしかその建て売りを宣伝していたサイトでも、わたしが思っていたような空間の使い方(家の周囲に少しアクセントになるような植木を置いたゆったり空間)で、デザインを紹介していた。あのイメージ広告を見て買ったであろう人が、わりとガチガチの普通の家にしてしまったのかと、悲しくなったのだ。

 セキュリティとしてそのほうがいいと考える気持ちはわからないでもないし、世の中で家をそうしている人が多いのも同じ理由なのかもしれないが、わたしは普段から玄関に到達する以前に門があるような家が苦手で、現在の家も道から玄関まで人はすぐやってこられる。そういった理由で怖い思いをしたことはまだないし、門のあるなしが怖いかどうかの要因とはならないと考えている。

 家が窮屈に感じていると、そのときの家を見て感じた。
 宝くじに当たるのが先だが、わたしは家が道とゆったりつながっている家に住みたい。

パン酵母: りんごは最強

 1年に1回くらいレモンの砂糖漬けを大量に作ることがある。とれたシロップを飲んでカスになったレモンをタッパーに入れて冷蔵庫に保管し(数ヶ月以上砂糖漬けにしていたものなのでよほどのことがないかぎり黴びない)、清潔な容器にそのレモンと家にある果物やレーズンなどを入れて水に浸けておくと、パン酵母(液種)が取れる。

 だがこのレモンがくせ者で、もったいないからとレモンがあるあいだは何ヶ月でも使いつづけるのだが、一度に多く入れると酵母が安定せず、少なく使えばいつまでたっても冷蔵庫から減らない。しかも作ったのちにレモンが多めの酵母(液種)は「水を多めに入れて薄めないと、パン酵母として安定しない」ので、ますます使用量が減る。

 初夏のころにようやく去年に作ったレモンシロップのカスを酵母として使い終えたが、その後はレーズンや家にたまたまあった果物の隅っこなどを入れて液をつないでいた。そして8月後半からいよいよりんごを使用。最近のお気に入りはニュージーランド産の小ぶりなりんごである。夏まで変えるjazzリンゴ、それ以降も買える小ぶりな品種の4個セットは、1個をカットして少しだけ味見をしたら、残りの大部分をレーズンなどと混ぜて水に浸けておくだけで、あっというまによい酵母になる。入れるときは刻みをたくさん入れて水に触れる面積を多くしたほうがよい。だがあまりに細かいと液をすくって使うときにカスがパン酵母にはいってしまうので、適度がよい。

 りんごは、ほんとうに安定する。わたしは同じ液が減ったらカスを漉して次の果物やレーズンを入れる方式だが、レモンの影響がなくなってレーズンとりんごが中心になった途端に、すさまじく安定するようになった。

(9月25日夜に焼いたパン)
りんご酵母で作った食パン

 これは前日の朝に液種と小麦粉を混ぜて発酵させ、それを使って夜にパンをこねたもの。大きめタッパーに入れて冷蔵庫に保存し、25日の夕方に軽く電子レンジで温めてから(発酵モードで1時間程度)、ガラス容器に入れて焼いた。薄力粉を配合したにしてはもっちりとした、舌触りのよいパンになった。

参考リンク:
○ こびりつかないガラスのパン型(何も塗らなくても使えます)
セラベイクが断然おすすめ。

マクドナルドが周囲から減った

 高円寺駅にあったマクドナルドが閉店し(現在は再開発で高架下の一帯が建て替え準備中)、西武新宿線方向では都立家政駅周辺になく、鷺宮にも最近は見あたらず(かつてあったような気がする)、なにやら見かける機会が減ったぞと思っていたところ、昨日は急に食べたくなってしまった。

 そこで出先から帰宅時に西武新宿線の野方で降りることにして、駅前のマクドナルドに。小さな店舗だが24時間営業になっていた。まだあったんだ、24時間営業。
 季節はおりしも月見バーガー。月見バーガーとポテトを買って帰宅。

 マクドナルドのポテトは、専用の品種で細長いジャガイモを使っているためだろうが、ひさしぶりに食べると「ほかにはない味」という実感がある。

 以前にお茶の水に出かける用事があったころは、ときどきクアアイナのバーガーとポテトを買っていたが、あのポテトはラードで揚げているのだろうか——とても変わった香りがした。たまに食べると美味だった。

 それにしても、めったに買わないにせよ看板が減るとさみしくなるのがマクドナルド。不思議なものだ。

誤嚥性肺炎で入院(義母)

 明日以降の詳細は、以前に書いていた介護記録のブログに掲載する予定だが、ひとまずの流れだけ書いておく。

 日曜日の昼の食事で、スープが気管にはいった可能性があると施設から電話があった。救急車を呼ぶことになったので、病院に来てもらうことになると思うので、待機をお願いしたいとのことだった。

 緊急の場合は、まずはひとりが出かけて話を聞いて、長丁場になりそうならば交替で次の人間が出かけた方がいいだろうという話になり、まずは家族が出かけるスタンバイ。
 救急車が到着して受け入れ先を探している段階で「もしもの場合の延命は希望するか」などの電話がかかってきたが、最初の電話があってから搬送が開始されるまで、けっこうな時間がかかったように記憶している。コロナの影響だろうと思われるが、1時間以上はあったようだ。その後、搬送の救急車に乗る直前だろうか、付き添ってくださる職員さんから病院名を伝える電話があった。幸いにも場所がわかっている病院であったため、問題なく出かけることができた。

 検査やいろいろなことで何時間もかかり長丁場になるようならば、わたしが付き添いを交替せねばと思ったが、検査ののちに「今日一日では体調がもどる兆しがない、肺炎の疑いあり」との判断が下され、入院となった。救急の担当医から「月曜に主治医の説明を聞くため再度ご来院を」という話になったので、家族は帰宅することになった。

 高齢者の誤嚥性肺炎、誤嚥性でないにせよ肺炎は、命取りになる場合も多い。日曜日でも診察してくれる場所が見つかったこと、そのまま入院ができたことは、ありがたい。

 入院が長引く場合、2ヶ月までなら現在の特養が枠を残しておいてくれるそうだ。可能ならば数週間で回復して、義母の大好きなあの特養にもどれるよう、願わずにはいられない。

 (この件については、今後は認知症の介護ブログで掲載予定)

値上げの話

 義母の入居している特養で費用負担がけっこう増えることになるらしい。入居者ひとりにつき家族ひとりが参加という説明会があり、家族が説明を聞きに出かけた。どの程度増えるかがわからないが増えることだけは決まっている項目もあるのだそうだ。説明を受けたということで、家族はハンコを押して帰宅した。

 預かってもらう以外に選択肢はないし、ほんとうによくしていただいているので、事前にこうして説明を受けた以上はまったく問題はない。まして義母の場合は自分の年金がはいる口座から料金が引き落としなので、わたしたちが負担をするわけでもない。
 義母の場合は認知症がひどく状態もいまひとつなので、年金から費用が引き落とされた残りをほかの何かに使いたいと考えているわけではないが、入居者でも金銭感覚もしっかりとしている人はいるはずだ。そうした人たちは、余った分を何に使うか家族らと相談して決めていることもあるだろう。もらう年金が増えることはありえないので、これからはかなり経済的な苦労が増えるのではないだろうか。

 商品の中味が減って値段が同じもの(俗に言うステルス値上げ)や、商品量がそのままでパッケージ等を変えるタイミングに値上げをおこなうものなどさまざまあって、最近はほんとうに買い物ひとつにも世知辛さが身に染みる。

 気づくと以前ならば食べなかったようなスーパーで販売のお茶菓子的なものを食べている自分に、思わず「以前はデパ地下レベルのものを食べてたんじゃなかったか」と、ツッコミを入れたくなる。

最強コンビ!? DeepL + Grammarly

 数年前から英語を書いたあとでGrammarlyにチェックさせているが、この数ヶ月、そこにDeepLを加えることが増えた。

 まず英語を書き、そのあとでGrammarlyにかけ(これは文法とスペルのほか、その文章全体に統一感があるかどうかを確認してくれる)、DeepLでそれをごく一般的な日本語に変換してみて、ニュアンスが正しいことをたしかめる。そして微調整をしてからネット等に載せるなり発表する。

 自分の書きたいことが英語としてはっきりしている場合はそれで問題ないが、最終的に英語と日本語で同じような内容の文章を並べて出したいとき(かつ長文の場合)は、日本語からの作業を優先させることもある。つまり日本語でざっと大筋を書いてDeepLで英語にし、自分がそれに英語で肉付けをしてGrammarlyにかけ、ふたたびDeepLで雰囲気を確認してから微調整ということだ。

 Grammarlyは有料版を使っているが、DeepLは無料版である。無料でここまで使ってしまいちょっと申し訳ない気もするが(しかもわたしは英語以外の言語でも利用している)、量的にたくさん訳すのではなく分割しつつちょこちょこと訳せば問題が解決してしまうので、しばらくこの方法を使わせていただこう。

 いつか有料版に進むことがあったら、そのときはよろしくお願いします、DeepLさん。