テレビのニュースをかけたままにして聞き流していたが、首相の口から「ウラジーミルと…(中略)…話し合いたいと思います」という意味の言葉が出た。思わず「誰だよ、それ」と思った。
プーチン大統領が、たしかそんな名前だったかと思うが、ファーストネームで呼ぶな、と思う。たしかオバマ大統領が来たとき直後の会見で「バラク、バラク」と言いつづけても先方は首相で通して、たった1回のみシンゾーと返したのを、日本の一部マスコミ(政権寄り?!)が「ちゃんと相手もファーストネームで返した」とか言ってごまかしていたが、まだ懲りないのか。
ファーストネームで呼び合うほど仲がいいんですよって、誰に対するPRなのだろう。別に、普通に肩書きで呼び合ってくれてかまわないから。ちゃんと話すべきことを話してくれたら、それでいいから。下手にとりいろうとすると、ろくなことがない。
安倍政権のもとで長くつづく円安により、わたしは最高に腹が立っている。数円だけ円高になったかと思ったら、先日は日銀の総裁が追加緩和だとか言い出して、また円安。今日のユーロは142円だ。冗談ではない。ユーロは110円台、ドルは100円前後の時代があった。まだそんなに昔のことではない。あのころは、物価は高いと思っても生活できていた。いまはどうだろう。いくらでも値段が上がっていく。それなのに収入が増えるわけでも、世の中の景気がよくなっているわけでもない。悲鳴をあげている人は大勢いる。少なくとも「庶民同士なら、簡単に想像できるレベル」なのだが、政治家にはわからないらしい。
安倍政権には、さっさと引っこんでもらいたいのだが、解散総選挙のタイミングによっては、あいかわらず自民に有利になりそうで、頭が痛い。