12月に衆院の総選挙になるらしい。なぜこの時期なのだろう。どこかのテレビ番組で今回の仕切り直しを「いまのうち解散」と呼んでいた人がいたが、これ以上の時期になると支持率ががた落ちになるので、いまのうちしかないだろうということだった。
そんなことで選挙をやられてはたまらない。秘密保護法の直前でも、憲法解釈の変更の直前でも、よかったはずだ。いや、そうでなくては困る。いまは何もネタがない。あるのはせいぜい「アベノミクスはうまく作用していないということを、認めたくない」というだけの話で、それを消費税の問題とすり替えている。もともと、消費税は何年何月に上げるかの判断に関し景気を見ながらという約束があったはずで、それを遅らせるかどうかが選挙の争点には、なりようがないはずだ。
さて、本題にもどって、選挙の費用だが、数日前のハフィントンポストによると → 解散総選挙? 衆院選ではどのくらい税金が使われるのか
2012年の例として、666億円だったそうである。
おまけに、ギャグのような話だが、今年の3月に「はたして必要があるのか」と言われつつ解散し、出直し市長選に勝利した橋下氏が、
(ハフィントンポスト → 橋下徹氏が出直し大阪市長選で再選 投票率は過去最低の23.59%)
…なんと、今回の衆院選に出るために辞職するかもしれないという。。。まさにギャグだ。いくら無駄にしてくれるのだろう。
いったい、何を考えているのだろう、日本の政治家は。
腹が立って仕方がない。
だが、このまま自民の安倍政権がつづくのはもっと苦痛になるので、野党さえしっかりしてくれていたら、有意義な総選挙になってもらいたいと願う気持ちもあるのだが、いまの野党を見ていると、気持ちが悪くて仕方がない。
誰にも、期待できない。つらい将来しか思い浮かばない。それでもこの国に住んでいくのだ。家族も親戚もいるし、友達もいるし、思い出も、何もかもがここにある。
空気を入れ替えたい。日本という国のどこかに、大きな窓があるなら、ぜんぶ開けてほしい。