Facebookでどなたかが「右脳と左脳の診断」というのをやったと表示されたので、それはなんだろうとわたしもやってみたのだが…
100%右脳ですと表示されて、悲しくて情けないような気がしてしまったのは、いったいなぜなのだろう。
ただのお遊びで、それで人生が決まるわけがないのはわかっているのだが(笑)、一般に多くの人が脳の左側に言語野を持つと聞いているし、その診断サイトの解説を見たかぎりでも、左脳と診断されたほうが賢そうだ。いっぽう右脳はどう表現をとり繕っても(クリエイティブとか直感に従うとか)、やはりかっこわるいではないか?
なぜかっこわるいと思ってしまうのかについても、考えてみた。
ミスター・スポック(スタートレックシリーズに登場、父はバルカン人、母は地球人)も、データ少佐も(スタートレックTNGなどに登場、アンドロイド)、頭脳明晰でやたらとかっこよい。冗談も言わない(言えない)、だが論理的で合理的だ。わたしはああいうのにひたすら憧れる。これは幼少時からずっと世間に漂っていた雰囲気、つまり「勉強がよくできる子は得をする」の刷りこみを、いまだに引きずっているということだろうか。
社交的というものからほど遠い人生を歩んできた。友達は少なめで、むしろ増やそうとせず、ほんとうに親しくなった人たち以外とは、接点も少なめで過ごしてきた。もしや自分の中で、成績さえよければ冗談を言わなくても周囲が勝手に放っておいてくれるとか、そんな重いがあったのだろうか(ちなみにわたしは別に秀才ではなかったし、勤勉でもなかったし、単に無口な読書好きだったわけだが ^^;)。
なぜあれほど「右脳100%が悔しい、嫌だ」という気持ちになったのか、何時間経っても、いまだによくわからない。別に科学に基づいた診断テストというわけでもないのだから、お遊びと思えばよいのだが。。。