昨日、上野松坂屋で買い物をし、7階のファミレス的なレストラン(店名はカトレヤだったかな?)で食事をした。そのとき「ここでコーヒーを飲まなくても、駅のあたりでコーヒーがちょっと飲めるよね?」と期待をしつつ、JR御徒町へ。
そのとき、慣れていない駅前で味がそこそこのコーヒー店を探すよりも、東京駅に移動して内部のカフェなどでさくっとコーヒーを飲めばいいということになり、JRで東京駅へ。
到着は、したものの…。
このところの東京駅の混雑、異様である。昔なら土日の昼間か大型連休などでこれから大移動というときならば人があふれていたが、このところ、平日の午後でも人だらけ。内部に商業施設が増えて、いざとなったら買い物もできるので、人が東京駅の「改札内部に」とどまりやすいのだろう。
なにやら、人だらけでコーヒーを飲めそうな場所を探す気力もなくなって(実際の話として、どこも混んでいた)、仕方ないから中野に移動しようということに。だが中野は普段からよく利用する割には、コーヒーがきちんとしていそうな駅近くの店はスタバくらいしか知らず、わが家はふたりともタリーズ派であってスタバはだいぶ前に数回入店したのみ。タリーズは中野にはない。駅から少し離れれば喫茶店もあるのだが、時間もさほどなく、どうしても「ひとくち飲みたいだけなのに、なんだこれは」という思いが、ふつふつと。
仕方ないので、中野ブロードウェイの1階にある(ルノアール系列店の)カフェ・ミヤマへ。アイスカフェラテを注文したらラテ部分になにやら昭和の味を感じた。おそらく練乳を混ぜているのだろう。なるほどなぁ。びっくりしたけれど、妙に納得。ルノアール系列だものな。
それにしても、もし東京駅の内部や中野の駅前などで「くいっと1杯コーヒーを飲んだらすぐ去れる立ち飲みスタイルの店があったら、こんなに気持ちは揺れなかったのに」と思う。中野といえば、自分の家までもうすぐの場所である。そこまできてもコーヒーを簡単に飲む店が見つけられない悔しさ。それでも自宅に帰ってエアコンが効いてくるまでの時間を耐えながらガスの炎でお湯を沸かしてコーヒーを淹れて飲むという想像には、耐えられなかった。外で飲みたかった。
席を思いっきり減らして、カウンターをメインにした「立ち飲みスタイル」のコーヒー店、ぜひ普及してもらいたい。わたしはきっと立ち寄る。そういうのが増えれば普通のカフェや喫茶店も多少は混雑が緩和されるだろう。ぜひ、どこかの会社に駅前コーヒースタンドの企画をお願いしたい。