つい1週間くらい前まで、わたしはデスクトップのMac miniと、いまこれを打っているMacBook Proの2台持ちだったのだが、あるとき突然に、Mac miniのほうが立ち上がらなくなった。ブート音ばかりが断続的に鳴り響き、起動しないのだ。
ちらっと画面にリンゴが見えたかと思うと、画面全体に黒いつぶつぶした模様が現れてしまい(数十年前にどこかのメーカーのブラック板チョコを包んでいたような、千鳥格子のような柄)…実際にはもっと細かいのだが、雰囲気としてはこんなものだった。
これはもう、だめかなと思ったのだが、いちおうキーボードからコマンドを入れてセーフモードにして立ち上げることに成功し(←最初はキーボードがBluetoothだということを忘れて「なんで反応しないんだろう」と騒いだが、起動してないんだから有線のキーボードでなければいけないということに家族が気づき、とりあえずそこまでこぎつけた ^^;)、OSを入れ直して、中身にOSを上書きするところまで完了。その作業はWi-Fiではなく有線でLANにつないでおこなわなければならなかったため、ある程度まで終わり、ひと息ついたところで、作業場所を変えて元の場所に移動したが…とたんにまた起動せず。が〜ん。
症状は多少違うが、起動しないことには変わりない。これでは意味がなかった。
そこまでの作業に、場所を変えてセッティングしなおすなどのことで足かけ3日くらいかかったので、さすがにまた場所を変えてどうのという話に進む気になれず、アップルから整備済みの新古品が出たら買いたいという話をしていたところ、家族がその晩のうちに「出た」という。話し合って、購入することにした。
今日の昼前にそのMacBook Proが到着し、ときどきの休憩をはさんで一心不乱にセッティングをおこなった結果、ほとんどのソフトが従来のMacBook Proと同等に動かせるようになった。
こんなことには何時間でも没頭できるというのが、自分でもちょっと怖い。ほかのことはほとんどせず、ずっと画面を見てキーボードをたたいていた気がする。いまになって後頭部がくらくらしてきた。頭に栄養が行っていないのかも(笑)。
あまり音楽は聴かないのだが、わずかながら購入した曲がiTunesで購入済みの欄に見当たらず、自動では新しいMacにはいらなかった。こういう相談をしている人はけっこうネット上にいるようなのだが、古いものでも記録が残っている場合と、買ってそんなには経たずとも購入済みから消えているものもあり、理由がわからない。だが悩んでいても仕方ないので、ファイルを拾い出して新しいMacから読める外部フォルダにおいて再生させ、iTunesにコピーさせた。めんどくさいが、数も少ないことだし、まあ仕方がない。着信音なども自作のものはiTunesフォルダにはいっているので、こんなふうに新パソコンに少しずつコピーしていけば、バックアップも兼ねることになり、将来的には気が楽だろう。
それにしても、クラウドのセキュリティ設定が高くなり、ところどころ、iPhoneにSMSを送って認証をとるというメニューがあって困る。わたしのiPhoneは10月からSIMフリーで電話機能もSMSも切っているので、そんな高度なことをやられたらかえって不便になるのだ。まぁ、逃げ切れるうちはこのままで行こう。将来的にSMSも使えるようにしないといけなくなるのかどうか、それはまた先の話ということで。