29000通の郵便物を自宅などに隠していたとして話題になった香川県の郵便局勤務の女性23際だが、その後の郵便局の調べで、メール便(ゆうメール)9000通も同様に隠していたことが判明したという。
2015.11.16 時事通信 → 小型宅配便9000個配達せず=郵便物隠匿で被害届―香川
郵便局は「郵便物約2万9000通の隠匿に関し、県警三豊署に被害届」を出したそうなのだが、どうも聞いた話によると、郵便局そのものは(配達しなかったものが書留など深刻なものではないため)、送った側にも届く予定だった側にも金銭的な保障をする義務はないのだそうである。
ちょっと待った、んじゃ、何のための被害届だ? 金銭的に(お詫びや保障など出さないのだから)損をしていないときに、いったい何を目的で「被害届」を出すのだろう。悪いのはその女性だけです、郵便局はまじめですとPRしたいということだろうか。
それにしても、ほんとうに、(隠していただけで)捨てていないのだろうか。不思議でたまらない事件だ。