自分でもたまに言いたくなるが、この時期には誰かしらが、こんなぼやきをネットに書く——「なんだか最近、地球の自転が速くなっていると思うんだ、ついこのあいだ夏だったのに」
聞いたところによると、たしかに自転というのはときおり速度が変化していて、24時間ぴったりで1周というわけではないそうだ。だからといって年末にだけ速度が異なるわけではないのだが(笑)。
ついこのあいだ「今年は生栗を買い逃した、毎年1回は栗ご飯をつくって撮影しているのに」と考えたし、夏には水不足が叫ばれて1日あたり数回以上も関東の水瓶をネットでチェックしていたし、さらにさかのぼれば、今年の1月上旬には撮影してもネットに載せられないほど見た目の悪いガレットデロワを焼いてしまって「来年こそまともなものを」と思った。そしてもう、12月も終わりに近づいている。
シュトーレンは焼いていないが(年明けに焼いてもいいかなとは思っている)、クリスマスの鶏と、おせちは、なんとかがんばって作りたいものだ。さて、どうなるだろうか。