おそらく「鉄腕DASH」の番組だと思うのだが、古くて何に使うのかよくわからない道具を、講師役の荒俣宏が出題して、TOKIOのメンバーが(おそらく浅草あたりの)お年寄りに見せて、解答を引き出すというコーナーがある。
今日はその最後の数分を見たのだが、パッと見てすぐ、子供のころ「百葉箱の中には、こんな機能のものがはいっているんですよ」と図解で教えてもらった道具だと思った。つまり、寒暖や湿度を計測する道具だろう、と。
だがお年寄りの誰も見たことがなさそうな様子。正解は出なかった。
番組によればその機械は湿度を測るもので、西洋系の女性の髪を50本ほど束ねてその伸び縮みにより記録していたものだという。髪は日本女性のものより西洋の細い髪が適していて、そのために輸入されることもあったのだとか。
気温か湿度かは記憶が曖昧になっていたが、だいたいのところは正解に近かった。
中を実際に開けたことはないかもしれないが、小学校の校庭の隅に百葉箱があった。この問題がわからないということは、いまの百葉箱はもっとコンパクトになって、近代的な機材を積んでいるのかと検索してみたところ…なんと、最近は百葉箱が設置されていないのだという。
Wikipedia 百葉箱
だが、需要はあるようで、販売しているメーカーさんもあるらしい。
http://www.at-imai.co.jp/products/w_hyaku.html
わたしが何よりショックだったのは、年齢がさほど違わない家の者に「今日、テレビで見たんだけど、最近は百葉箱ってないのかなー?」と問いかけたところ、返ってきた言葉が「何それ」だったことである(^^;。。。
この番組は忘れなければ毎週観ていますが、
このコーナーちゃんと観ていました。
髪の毛を使った簡単湿度計というのを、
小学校の理科で作ったことがあります。
長い髪が良いので女子のをいただきましたっけ。
なので、髪の毛でまず妻が気付きました。
百葉箱の必需品ですよね。
でもいまはアメダスなので、学校でも教えないのでしょうか。
そうしていくつもの物が忘れ去られて行きます。
これは仕方がないのかな。時代を感じた番組でした。
実際にお作りになったんですかっ。。。わたしは、説明だけだったような気がします。
昔は学校教育だけでなく、「学習」「科学」などの付録付き雑誌や、いろいろ楽しい学び方がありましたね。