パウンドケーキのような材料で、ベーキングパウダーではなく自家製酵母で発酵させて焼き菓子を作ってみた。
16cmのクグロフ型で作った。ひと晩かけて発酵させたせいか、ちょうどよい大きさに生地がふくらんでいた。
卵2個分のパウンドケーキ材料(と書けば、慣れている方にはだいたいの材料と分量がおわかりになるかと思う)、そこに砂糖漬けにしておいた柚子の皮と、軽く水につけてふやかしておいた小粒レーズンを合計で100gくらいと、自家製酵母のパン種を120gくらい。
ガラスボウルのまま弱く電子レンジにかけて、軽く発酵させる。それを少し休ませたところで夜遅くに型に入れ、翌日の午前10時くらいまで室温で放置して、膨らんだところを焼いてみた。この時期だから室温でそれだけ長く放置できるのであり、ほかの季節はそれなりに加減が必要。
数日かけて半分を食べ、残りには溶かしチョコをかけてみた。これでまた違った味が楽しめる。
チョコレートは「製菓用チョコ2:牛乳1」の割合で、水飴を少量入れて熱めに湯煎にかけ、どろどろのところをかける。水飴がはいっていると、光沢がのちのちまでよいようだ。
ただ、チョコが手につかない程度に固まってほしい場合には、牛乳の比率をもっと下げたほうがいいかもしれない。このままの比率で室温放置だと、多少はべたつくような感覚が残ったチョコレートになると思われる。
(発酵菓子でなければ冷蔵もいいかもしれないが、これを冷蔵すると味が落ちるかもしれない)
参考リンク:
○ チョコレートに水飴を入れることを思いついたのは、この本のおかげ。
「コーヒータイムのお菓子 みんなに愛されてきたクーヘンとトルテ 」
○ 菓子づくり – mikimaru.netリンク集、お菓子のカテゴリ