韓国における民主主義への思いは、とてもではないが現在の日本では真似できない強さであると感じた。現在の日本で、夜遅くに戒厳令と言われてすぐさま立ち上がれる議員や市民が、どれほどいるのだろうかと考えてしまう。
現在、国会軽視も甚だしい状態が10年以上つづく日本。やっと少し話を聞きそうな人間が総理になったかと思えば、総裁選の最中に自分で話していた内容まで平気で反故にし自民色を強めた、国民からしてみれば開いた口が塞がらない状態の石破氏。国民はこの「なめられている状態」に疲れきって、力をどんどんと弱めている。無気力になっている人も少なくない。投票にも出かけない。そして負のループが強まる。
今回の韓国は、ぎりぎりのところで民主主義を守れた。日本で同じことが起こったら、いったいどうなるか。