今日、映画「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」のDVDを見終えて(3回に分けて分割鑑賞)、しみじみ「ベン・キングスレーが出るからには、普通の役はやらないよなぁ」と思った。一緒に見ていた家の者も「土曜ワイドの配役ぐらい、キャスト見ただけで普通の役じゃないってわかるよなぁ」と言っていた。
で、今回もその通りなのだが、なんとラストのほうでは体を張ってまで悪役ぶりを見せてくれる。70近いおじさまであるはずだが、お元気だ。
わたしがこれまで見てよく覚えている出演作品は
94年「死と乙女」 Death and the Maiden
03年「砂と霧の家」 House of Sand and Fog
09年「シャッターアイランド」 Shutter Island
などだが、そのほか、95年の「スピーシーズ」とか、いろいろな分野の作品にも出演している。
でも、82年の「ガンジー」は、もしかしたら見ていないかもしれない。
で、プリンス・オブ・ペルシャであるが、主演のジェイク・ジレンホール(庶民でありながら王家の養子となった王子役)にも、ちょいとびっくり。
わたしにとってこの人は、以前に「デイ・アフター・トウモロー」という映画で、突然やってきた数日間の氷河期の中、大学の図書館にこもってみんなで貴重な書物を燃やして暖をとるという、本好きが見たら発狂しそうなシーンを演じた役者さんである。そのあとは「ゾディアック」などの作品でもお見かけしたが、こういう作品で主演するというのは、ちょっとこれまでと印象が違って感じた。
===(数年後、追加編集)===
2011年当時にお名前を「キングスレー」と濁らず表記していたが、実際の発音は「キングズレー」のようである。