ネット銀行にもいろいろあるが、わたしはCITIBANKの外貨預金をたまに触るくらいで、ほとんど縁がない生活を送ってきた。
理由のひとつとしては、普段メインにしている銀行口座は大昔に作った(いわゆる旧姓の)名義であり、オンライン取引に使うためには、戸籍上の名義のものを新規に作らなければならなくなるはずで、そうまでして使いたいとは思わなかったため。
だが、田舎から出てきて要介護の認定が下っている義母の口座なら、話は別。本人を窓口やATMに連れて行くわけにもいかないし、かといって年金の入金や残高はチェックしなければならないので、口座を新設するときにオンラインで取引できるようにしておいた。
これがけっこう、おもしろい。遅ればせながら、世の中の進歩というものを、人の口座の画面を見ながら知ることとなった。