デンゼル・ワシントンとクリス・パインが主演する文字通りノンストップのアクション映画。
運転士の勘違いと計算ミスで無人の貨物機関車が暴走。数多くの連結車両にはさまざまなものが積まれていたが、会社側は損害を考慮するあまり事態を軽く見て判断を誤る。列車の暴走は、もはや誰にも止められない。
だが近くの路線には、リストラ対象となり強制退職を控えたベテラン機関士のデンゼル・ワシントンと、家庭に問題を抱えた若手車掌のクリス・パインがいた。彼らは暴走機関車を止めるため、動き出す。
列車の暴走と、会社のいい加減さが、往年の名作カサンドラクロスを彷彿とさせる。
見応えがあって、ひさびさに楽しめる作品だった。