やっぱり、東電には腹が立つ。
河北新報社説
河北春秋 2012年02月07日火曜日
あの言葉がなければ、こんなに反発が広がることもなかったろう。「値上げは義務というか権利でもある」と記者会見で昨年末、東京電力の社長が口にした▼「値上げは権利」というのは法的には、実は正しい。コスト上昇分を料金に転嫁する方式が、電気事業法で認められているからだ。燃料費などが上がれば電気料金は上げていい仕組みだ
常時と非常時の区別もつかない無神経な発言。自分たちの不手際と自然災害の境目もわかっておらず、すべて「想定外だったから仕方ないでしょ」と言わんばかりの開き直り。どのツラ下げて値上げの言葉を口にできるのかと、怒りはおさまらない。
東電そのもののリストラや無駄削減は、どの程度まで進んでいるのか。30年ぶりくらいに思い出したが、わたしが育った北関東ではこういう会社があったら「ちったぁ、みしみな!」という言葉を使っていた気がする。
参考リンク:
mainichi.jp
○ クローズアップ2012:東電値上げ案 「リストラ不十分」のまま