普段はAXNを視聴していないのだが、ときどき週末などに無料番組が放送される際には、見ることもあった。このゴールデンウィークでも1日何時間か無料の時間帯があり、昨晩は大好きな「Hawaii Five-o」(ハワイファイブオー)のキャッチアップ放送を見ていたのだが…
…その番組のあいまのCMで、今日から放送のアルカトラズというドラマを繰り返し流していた。それがまー、なんかおもしろそうで。
1963年にアルカトラズが閉じられたのは、実は囚人と看守300名以上がそっくり消えたからだった…。ただ、表向きの理由としては囚人は移送された上で閉所、ということになっていた、という設定。
その囚人たちが、当時の見た目のまま、ひとり、またひとりと、サンフランシスコ界隈にもどってくる。彼らは謎めいた行動をとり、自分たちの意識とは異なる何らかの存在の指示を受けるままに、当時の特技(!?)を活かして、犯罪をおこなう。
今日まではまだゴールデンウィークとして、AXNが何時間か無料だったので、Hawaii Five-oを21時から、そして22時からはアルカトラズの1話と2話を見てみた。
ありゃ、こりゃおもしろい。AXNも今後は視聴候補に入れようかな。月に630円だ。日曜だけ月に4回ずつ見たとしても、まったくもって元はとれる。
囚人たちが帰ってくることを予期して長年にわたり執念を燃やしていた(職務熱心を通り越し、ある意味かなり変質的な)男を演じるのが、サム・ニール。63年に全員失踪事件の現場に居合わせた当時は若手の職員で、現在は表向きはFBIである謎の組織を率いている。もどってきたアルカトラズの囚人たちを再逮捕してコレクションしていくことが目的。
この役がまぁ「あんたたちは、やっぱりアルカトラズにはいるんだよ、ふふん♪」といった具合に、ただの執念とは思えない、ただならぬ雰囲気が。さすがサム・ニール。怪演。
ニューヨーク市警で活躍していたかなり若い女性警察官、そして彼女が頼りにしているオタク漫画家(アルカトラズ関連著書がある研究家)らも含めたチームで、現代によみがえる囚人を追う。
先が楽しみなドラマ。
参考リンク:
○ スカパー!e2