asahi.com (2012.05.17)
イチゴの苗づくりは種から 害虫にも強く 三重
この記事によると、イチゴ栽培は、親株からランナー(つる)をとって育成するのが一般的だそうだが、種からやったらその分だけ遅くなるのではと思ったら、どうやら逆らしい…(!?)…。
イチゴの種から苗づくりをする「種子繁殖型品種」の研究が、三重県松阪市の県農業研究所などで進められている。春から夏にかけ、短期間で苗を飛躍的に増殖でき、生産効率が上がるほか、苗由来の害虫によるウイルスや病気も回避できるメリットがある。実証のめどが立ち、来春には新品種として登録出願する。
こんなにいいことずくめなら、なんでいままで種子で栽培する研究が進んでいなかったのだろう。何か実用化に障害があったのだろうか。
いずれにせよ、日本人はイチゴが大好きで、季節を気にせず洋菓子屋の店先ではイチゴショートを追い求めるので、技術革新で生産と流通にメリットが増えていくニュースは、ありがたいことだ。