チェッカーズの歌で、昔の彼女に贈った銀のロケットに、いまは誰かの写真がはいってるというのがあったと思う。今日、夏至ということも気づかず雨まじりの商店街を歩いていたら、そのフレーズが耳にはりついてとまらない。
…で、思ったのだ。ロケットって何だろう、と。
rocket じゃないだろうな、まさかな?
locked だったら、がっちりはめこんだ、という意味かな? いや、そういうスペルで大昔の日本人がロケットと音訳するかな? それはしないだろう。
…んじゃ、何だろう。
さすがに立ち止まってその場でスマホで調べるほど切羽詰まってはいなかったが、帰宅して落ち着いてから検索してみると、locketらしい。英語の発音は ラキット に近いが(ラにアクセントがあって最後のトは小さくtの音)、その語源は、こちらのサイトによると
日本ではロケットと呼ばれることが多いですが、正式にはロケットペンダント (Locket Pendant)といいます。
Locketは「ケース、金属の台座」という意味で、語源は「”lock”するための金具”latch”の古フランス語”locquet”」です。
蓋つきで、中に画像やものを入れておくことができるペンダントをロケットと呼びます。
とのことで、最初に考えたlockedも、あながち間違いではなくて、関連があったということなのだろう。
それにしても、わたしが子供のころはロケットを見かけた気もするが、最近はどうなのだろう? わたし自身がまったく装身具に縁がない生活をしているので、わからない。ティーンエイジャーにロケットと言って、はたして通じるのか?